自然のアルバム64 マンネングサ☆朝、学校の門の近くの足もとに、マンネングサの星がたの花が目にとまり、思わず写真をとってしまいました。この星がたの花を虫眼鏡で見ると、もっとステキですよ。一度、ぜひ見てください。 ☆このマンネングサは正しくはコモチマンネングサというものです。この仲間には、他にもメキシコマンネングサ、ツルマンネングサなどがあります。どれも葉っぱがあついのがとくちょうです。 ☆どうしてあつぼったい葉っぱなのでしょうか。この仲間はどれも乾燥(かんそう)したところに多く見られます。葉っぱがあついということは、それだけ水分をふくんでおり、乾燥につよいということです。サボテンとにていますね。 自然のアルバム63 ヤマカガシ☆用務主事さんと歩いていたら、ヤマカガシの赤ちゃんが顔を見せました。頭の部分(のどの部分といったほうがよいみたい)に少し黄色のおびのようなものが見られます。これがヤマカガシの特徴です。 ☆ヤマカガシは、毒をもっているので、十分に注意しましょう。かったりしないように、やさしく接してあげましょう。キャー!ヘビだ!とこわがらずに、よーくヘビを観察すると、それなりにおもしろいものです。 ☆昔、大きなヤマカガシが、これまた大きなアズマヒキガエルの足をガブリとかみついている場面を見ました。その迫力はすさまじくて、今でもはっきりと覚えています。それぞれ、生きるために懸命なのでしょうね。 プールはじまり!☆首をながーくしてまっていたプールの はじまり!毎日、子どもたちが「今日は 入れるの?明日は?」の声・声・声。 みんなで楽しくおよぎましょう。 プールはじまり!☆まちにまったプールがはじまりました。 みんなおおよろこび。子どもたちの 笑顔(えがお)がはじけていました。 自然のアルバム62 モリアオガエル☆学校の池やプールにモリアオガエルがたまごを産みました。森よりも開けた場所によく住むシュレーゲルアオガエルにくらべて、森に住む傾向(けいこう)が強いので、この名前になりました。 ☆学校の裏で、二匹のモリアオガエルを見つけました。明日、子どもたちに見せてあげたいと思います。カエルは生きたえさが十分でないと飼えないので、そのうち森に返すことにします。 ☆メスはたまごを産みながら、膀胱(ぼうこう)にためておいた水といっしょに、うしろ足でこねながらたまごを乾燥(かんそう)から防ぐあわの巣をつくるといわれています。なんだかアワフキムシのようですね。 自然のアルバム61 ノアザミ☆アザミのなかまは、ふつう秋にさくものが多いようですが、今この季節でも咲いている アザミがあります。これは、ノアザミというものです。花はとてもきれいですが、 葉っぱをさわる時には気をつけてください。 ☆あるテレビを見ていたら、このとげとげの葉っぱであるアザミを食べる地方がある そうです。スーパーでも売っているそうで、本当におどろきです。 ☆アザミはキクのなかまです。キクのなかまには、コスモスやヒマワリなどがありますが、どれも一つの花は小さくて、たくさんの花の集まりになってさいています。 自然のアルバム60 ゼニアオイ☆あちこちの野原や道ばたにふつうに見られる植物ですが、もともとは、江戸時代に日本にわたってきたものです。栽培が目的であったのですが、あちこちににげだした植物です。 ☆花の形が銭(ぜに−おかね)ににているので、この名前がついたといわれています。うすい紫(むらさき)色の花びらにこい紫色のすじがあるのが、なんともおしゃれでいいですね。 ☆みんなが着ているトレーナーのもとになる綿(めん−わた)も同じアオイ科の植物でしんせきみたいなものです。また、オクラやハイビスカスもみんなアオイ科です。花のつくりはみんな同じです。 自然のアルバム59 クリ☆今はクリの花があちこちにさいています。クリはお花とめ花があります。写真の真ん中にあるのがめ花。上にたくさん見えるのがお花です。め花は一つですが、お花はたくさんあります。 ☆クリは実が黒いので、「黒実→クリ」になったといわれています。ふつう、ブナ科の植物の実をドングリといっています。だから、クリもドングリの一種です。 ☆ドングリで食べられるものは、クリとシイの実とマテバシイなどです。め花の大きさは1cmくらいでまだ赤ちゃんですが、どんどん大きくなるでしょう。どれだけ大きくなるか、継続(けいぞく)観察することにします。 自然のアルバム オトシブミ☆いまごろ雑木林を歩くと、あちこちに若葉(わかば)がまかれたいろいろなオトシブミが見られます。ぜひ自分でさがしてみましょう。そして、葉っぱのひみつを、葉っぱのなぞを考えてみてください。 ☆このオトシブミという名前は、むかしの巻き文(まきぶみ−あいての目につきやすい所にそっと落としておくラブレター)ににているので、この名前になりました。 ☆オトシブミのお母さんは、葉をまいていきながらタマゴをうみます。幼虫はタマゴからかえると、まわりにあるたくさんの葉っぱを食べて大きくなります。葉っぱを開いてみると、とても小さなタマゴがあります。ぜひ、自分で調べてみてください。 自然のアルバム57 ハルシャギク☆陣馬街道のあちこちや道ばたにさいていますが、山の中にはありません。帰化植物として今から100年くらい前に日本にきた植物です。栽培していたものがあちこちに広がりました。 ☆とても元気な花なのでしょう。高速道路ののり面(よこのがけ)などによく種をまいたりするそうです。排気ガスにも強く、さすがは帰化植物です。 ☆黄色の花をピンクにしたら、コスモスににていませんか。とても近い種類なのです。なお、キバナコスモスというのは、8月〜11月ころにさきます。葉っぱはだいぶちがうので、今度たしかめてください。 大仏の大きさを体感しよう!自然のアルバム56 ホタルブクロ☆ホタルがとびかう季節となります。今年もその美しい光を見せてくれることでしょう。このホタルフクロという花にホタルを入れて楽しんでみませんか。 ☆副校長先生は、ホタルを花の中に入れたことがあります。淡い光が点滅(てんめつ)するようすがとてもよかったです。ホタルブクロという名前をつけた日本人に拍手ですね。 ☆この花によくにたものが外国にあり、名前はベルフラワーとかカンパヌラといいます。やはりホタルブクロが一番でしょう。さて、花のめしべが1つのもと3つのものがあります。どうしてでしょうか? 5年生の田植え☆6月9日(水)夕やけこやけの職員の方に教えて頂き、 田植えをしました。始めはわいわいがやがや、数分後 くつがとれない、サンダルがぬげるの大騒ぎ。そのうち、 しりもちをつく子、くつを無くす子、顔までどろだらけの子 などなど・・・。みんながんばって田植えをすることができま した。秋にたくさんのお米が取れることを楽しみにして います。 自然ノアルバム55 カタバミ☆恩方にはミヤマカタバミという山にしかないカタバミがよく見られます。カタバミには、他にムラサキカタバミ、ハナカタバミ、イモカタバミなどいろいろありますが。写真のカタバミが一番よく見られます。 ☆カタバミのなかまは、蓚酸(しゅうさん)をふくむので10円玉がピカピカになるのは、以前お話ししました。どのカタバミが一番きれいにピカピカになるか実験してみるのも楽しいでしょうね。 ☆このカタバミの葉っぱをよーく見てみましょう。うまくすると小さなチョウのたまごが発見できるかも。このチョウは、ヤマトシジミというもので、カタバミを食草(しょくそうー幼虫の時に食べる)としています。 4年生の社会科見学2☆奥多摩湖では、大きなダムにみんなビックリ!その後、 見学した小作浄水場では、多摩川の水がおいしくなるまで のしくみなど、優しくていねいに教えてもらいました。 くわしくは、社会科新聞をお楽しみに! 4年生の社会科見学☆6月8日(火)4年生は社会科見学で、奥多摩湖と 小作浄水場に行ってきました。お休みする子もなく、 雨をほとんど降らず、楽しく行ってくることができました。 自然のアルバム54 クワの実☆この写真は、関場バス停のクワです。あたりにクワの実が落ちていました。この実は食べることができます。体験することが大事なので、食べたことのない人はチャレンジしてみてください。 ☆このクワの葉は、蚕(かいこ)のえさでもあります。八王子は、むかしから蚕を育てており、絹織物(きぬおりもの)でとても有名です。数年前まで八王子の駅前の通りにはクワの並木がありました。 ☆八王子の駅前がいつも今ごろになると、クワの実が落ちて、地面がきたくなるからでしょうか。いつの間にかトチノキという木にうえかえてしまいました。八王子市民として少しさみしいですね。 自然のアルバム53 ナルコユリ☆鳴子というのは、田んぼや畑などをあらすスズメなどをおいあらうためにつくられたものです。竹や板を使いひもをひくと大きな音がでるようになっています。 ☆ぶらさがってさく2つの花のつくりがこの鳴子ににているので、ナルコユリという名前がつきました。花の名前は、その形からつけられたものがすくなくありません。 ☆ナルコユリのナルコの意味はわかりましたね。では、ユリはどうしてユリになったのでしょうか。それは、花がさいて、風にゆれているからその名前がつきました。ユレ→ユリになったそうです。 自然のアルバム52 モミジイチゴ☆春一番に花を咲かせていたモミジイチゴがオレンジ色の実をつけはじめました。ふつうキイチゴと言っているものです。とてもあまずっぱくてジューシーなお味です。 ☆モミジイチゴは恩方の野山のあちこちに見られます。たくさん見つけて味わってみてください。どうやって見つけるかというと、4月の花のさいている場所を覚えておくのが一番でしょう。 ☆同じく、木になるイチゴで赤いイチゴがありますが、それはクマイチゴというものです。味は少しおちますが、まあまあです。秋から冬に実をつけるフユイチゴもおいしいです。 自然のアルバム51 オニヤンマのやご☆トンボになる前はヤゴといいます。水の中にすんでいて生きている虫をさがして食べています。オニヤンマのヤゴは成虫(トンボ)になるまで5・6年もかかります。 ☆トンボの目は大きいのですが、ヤゴのときは、小さな目をしています。それはなぜでしょうか。いろいろと考えてみましょう。ヒントはえさと関係があります。それはなぜでしょうか。考えてみましょう。 ☆ヤゴの時は、水のそこの土の中にいてえものをねらっています。目だたない小さい目がよいのです。また、トンボになると飛んでいる虫を取るので大きな目がいいのでしょう。なお、ヤゴの下あごはまるでエイリアンみたいです。。 |