自然のアルバム75 ラミーカミキリ

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《エメラルドグリーンの虫》

☆この虫は、ラミーカミキリといってエメラルドグリーンと黒のとてもきれい虫で、この前、校庭で見つけました。カミキリ虫の仲間には、この他、ルリボシカミキリなどのもっともっときれいなものもいます。

☆カミキリ虫は、植物の葉や樹木を食べたり、枯れた木や花のみつをすうものなどいろいろいます。大きさもいろいろで、クワカミキリなどは、とても大きく5cmくらいのものまでいます。

☆カミキリ虫の歯をよく見てください。するどいとがったペンチのような形をしています。この強そうなあごで、バリバリといろいろなものを食べてしまうのでしょう。手などかまれたらいたいですよ。

自然のアルバム73 ツユクサ

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《梅雨草でなく露草です》

☆どこにでも見られる花ですが、花はさいてから半日くらいでしぼんでしまいます。名前は梅雨のころにさくからではなく、露(つゆ)をおびて集めたようなのでこの名前になったといわれています。

☆この青い花をしぼってみましょう。そうするときれいな青いしるになります。この青いしるの色が着くので、着草(つきくさ)→ツユクサになったともいわれています。

☆花をじいっと見てみましょう。どこかで見たことのあるキャラクターににていませんか。そうです。ミッキーマウスです。ミッキー草なんて名前はどうですかね?なお、この花にはみつがないので昆虫は来ません。

自然のアルバム73 オニタビラコ

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《タンポポの仲間です》

☆視聴覚室の北側に雑草がたくさん生えているところがあります。ここは、どんな植物が自然に生えてくるかを見る場所だそうです。総合学習で使うので、そのままにしておいてください。

☆オニタビラコという植物は、タンポポの仲間です。花をよく見ると、タンポポのつくりによく似ています。黄色い花びらのように見えるのが一つの花です。タンポポは、150くらいの花が集まっていますが、このオニタビラコは、10こくらいですね。

☆タンポポの仲間はどれも葉っぱをちぎったりすると、白い液体(えきたい)がでます。
この白い液体にはゴムのような物質が含まれていて、虫たちに対する植物の防衛手段のようになっています。

自然のアルバム72 クサノオウ

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《サインペンになる草》

☆クサノオウという植物は、日当たりのよい、野原や空き地、道ばたなどに生えています。学校のあちこちに見られます。茎をおると、黄色いしるがでます。このしるはな、な、何とサインペンのように書けます。

☆クサノオウのクサとは、ひふの病気の湿疹(しっしんーくさといった)を直すという意味があるそうです。また、花が黄色いので、草の黄(くさのおう)となったそうです。

☆人間は長い歴史の中で、植物をいろいろと工夫して薬にしてきました。このクサノオウも薬になったそうですが、勝手に何でも口にいれるのはとても危険なのでやってはいけません。

自然のアルバム71 ネムノキ

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《夕方からさきはじめ、朝も花を見ることができます》

☆学校のフジだなの西側(みんなが歩くところ)にさいています。恩方のあちこちにさいていますので、ぜひ、見つけてください。

☆ピンク色の糸をたくさんつけていて、それはそれはきれいにさいています。ピンク色に見えるのは、ネムノキの花のおしべで、この植物に花びらはありません。

☆ネムノキは、漢字で「合歓の木(ねむのき)」と書きます。葉っぱが夜になると、仲良く重なるので、このような字になったのでしょう。昔の人は、植物の特長をよく 見て考えたものです。

自然のアルバム70 ゲンノショウコ

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《薬になる植物》

☆ゲンノショウコは漢字で「現の証拠」とかき、本当に病気が治ることが証拠としてあるという意味になるそうです。先生は実際にはやってみたことがありませんが、そのうち試してみたいと思っています。

☆大きさは1cmちょっとの大きさですが、とてもかわいらしい花です。関西地方のゲンノショウコは赤いものが多いそうです。なぜ、そうなるのでしょうか。いまもはっきりとはわかっていません。

☆ゲンノショウコやドクダミなど、古くから薬になると言い伝えられたものを民間薬といいます。これに対して、漢方薬というものがあります。漢方薬は中国4000年の歴史の中で研究されたきたものです。

自然のアルバム69 ネジバナ

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≪校庭に咲いています・・・!≫

☆ピンクのとてもかわいいお花で、お気に入りの植物です。
 カトレアなどのランの仲間で、とてもきれいな花です。
 虫めがねで見ると、その美しさにハッとさせられます。

☆たくさんの花がねじれて咲くので、この名前になりました。
 では、この花は右巻きでしょうか?左巻きでしょうか。
 むかし、100個の花で、統計をとったことがあります。

☆その答えは・・・。自分で観察してみてください。どうしても
 早く知りたい人は、職員室の副校長先生のところまでどうぞ。
 みんなに内緒で、そっと教えてあげましょう。

自然のアルバム68 マタタビ

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≪葉っぱが白くなって・・・≫

☆校舎から遠くの山をながめると、あちこちに葉っぱが
 白くなっているところがあります。これは、マタタビ
 の葉が白くなっているわけです。

☆どうして白くなるかというと、花のさく季節になると
 たくさんの虫に来てもらいたいからです。葉っぱの
 かげにかくれるように白い花がさいています。

☆梅の花ににているので「夏梅」ともよばれるそうです。
 もともと植物は、葉と茎と根からできています。葉の
 一部分が花弁やおしべ、めしべ、がくになったと言われています。

自然のアルバム67 オトシブミ

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《葉っぱのひみつ》

☆きのう、チャレンジクラブでラッカセイの種をまきにいきましたが、その途中、
4年生のBくんがオトシブミを見つけてくれました。いまごろあちこち歩くと、若葉(わかば)がまかれたいろいろなオトシブミが見られます。ぜひBくんのように自分でさがしてみましょう。

☆このオトシブミという名前は、むかしの巻き文(まきぶみ−あいての目につきやすい所にそっと落としておくラブレター)ににているので、この名前になりました。

☆オトシブミのお母さんは、葉をまいていきながらタマゴをうみます。幼虫はタマゴからかえると、まわりにあるたくさんの葉っぱを食べて大きくなります。葉っぱを開いてみると、とても小さなタマゴがあります。

自然のアルバム66 サワギク

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≪力石から・・・≫

☆恩方にはいろいろな道があります。力石から小津へぬける
 道がありますが、先日、その道をてくてくと歩きました。
 たぶん、力石の裏山になるのでしょう。

☆植物好きな友達と道の奥へ奥へと進みました。いろいろな
 植物がでてきましたが、このサワギクを見た時は、その
 美しさにハッとしました。

☆恩方にもいろいろな帰化植物が入りこんできましたが、
 まだまだ、自然の野生の植物が多くみられ、満足の一日で
 した。これからもいろいろな貴重な動植物を紹介していきます。

自然のアルバム65 ヤママユガ

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≪天蚕(てんさん)とよばれます≫

☆この幼虫は、4年生のAくんが、職員室にわざわざ見せにきてくれた
 ものです。ヤママユというガで、天蚕(てんさん)とよばれ、人工的
 に育てた蚕ではありません。

☆蚕が作る絹糸よりも、さらに高級な糸をだすそうです。山道などを
 歩いていると、ガがはい出した後のまゆをよく見かけます。たまごは
 なかなかみつけられないようです。

☆ご退職されたS先生は、天蚕のたまごをたくさん見つけたと言って、
 喜んでいました。きれいな糸がたくさんとれるとよいでしょう。
 これからもわからない虫や植物を見つけたら、職員室までどうぞ。
 お待ちしています。

自然のアルバム64 マンネングサ

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《黄色の☆の花》

☆朝、学校の門の近くの足もとに、マンネングサの星がたの花が目にとまり、思わず写真をとってしまいました。この星がたの花を虫眼鏡で見ると、もっとステキですよ。一度、ぜひ見てください。

☆このマンネングサは正しくはコモチマンネングサというものです。この仲間には、他にもメキシコマンネングサ、ツルマンネングサなどがあります。どれも葉っぱがあついのがとくちょうです。

☆どうしてあつぼったい葉っぱなのでしょうか。この仲間はどれも乾燥(かんそう)したところに多く見られます。葉っぱがあついということは、それだけ水分をふくんでおり、乾燥につよいということです。サボテンとにていますね。

自然のアルバム63 ヤマカガシ

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《毒(どく)をもっています。》

☆用務主事さんと歩いていたら、ヤマカガシの赤ちゃんが顔を見せました。頭の部分(のどの部分といったほうがよいみたい)に少し黄色のおびのようなものが見られます。これがヤマカガシの特徴です。

☆ヤマカガシは、毒をもっているので、十分に注意しましょう。かったりしないように、やさしく接してあげましょう。キャー!ヘビだ!とこわがらずに、よーくヘビを観察すると、それなりにおもしろいものです。

☆昔、大きなヤマカガシが、これまた大きなアズマヒキガエルの足をガブリとかみついている場面を見ました。その迫力はすさまじくて、今でもはっきりと覚えています。それぞれ、生きるために懸命なのでしょうね。

プールはじまり!

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プールはじまり!2年生!

☆首をながーくしてまっていたプールの
 はじまり!毎日、子どもたちが「今日は
 入れるの?明日は?」の声・声・声。
 みんなで楽しくおよぎましょう。

プールはじまり!

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プールはじまり!1年生!

☆まちにまったプールがはじまりました。
 みんなおおよろこび。子どもたちの
 笑顔(えがお)がはじけていました。

自然のアルバム62 モリアオガエル

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《学校のあちこちで・・・》

☆学校の池やプールにモリアオガエルがたまごを産みました。森よりも開けた場所によく住むシュレーゲルアオガエルにくらべて、森に住む傾向(けいこう)が強いので、この名前になりました。

☆学校の裏で、二匹のモリアオガエルを見つけました。明日、子どもたちに見せてあげたいと思います。カエルは生きたえさが十分でないと飼えないので、そのうち森に返すことにします。

☆メスはたまごを産みながら、膀胱(ぼうこう)にためておいた水といっしょに、うしろ足でこねながらたまごを乾燥(かんそう)から防ぐあわの巣をつくるといわれています。なんだかアワフキムシのようですね。

自然のアルバム61 ノアザミ

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《葉っぱをさわるのは気をつけて》

☆アザミのなかまは、ふつう秋にさくものが多いようですが、今この季節でも咲いている
アザミがあります。これは、ノアザミというものです。花はとてもきれいですが、
葉っぱをさわる時には気をつけてください。

☆あるテレビを見ていたら、このとげとげの葉っぱであるアザミを食べる地方がある
そうです。スーパーでも売っているそうで、本当におどろきです。

☆アザミはキクのなかまです。キクのなかまには、コスモスやヒマワリなどがありますが、どれも一つの花は小さくて、たくさんの花の集まりになってさいています。

自然のアルバム60 ゼニアオイ

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《にげだした植物》

☆あちこちの野原や道ばたにふつうに見られる植物ですが、もともとは、江戸時代に日本にわたってきたものです。栽培が目的であったのですが、あちこちににげだした植物です。

☆花の形が銭(ぜに−おかね)ににているので、この名前がついたといわれています。うすい紫(むらさき)色の花びらにこい紫色のすじがあるのが、なんともおしゃれでいいですね。

☆みんなが着ているトレーナーのもとになる綿(めん−わた)も同じアオイ科の植物でしんせきみたいなものです。また、オクラやハイビスカスもみんなアオイ科です。花のつくりはみんな同じです。

自然のアルバム59 クリ

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《クリの実の赤ちゃんです》

☆今はクリの花があちこちにさいています。クリはお花とめ花があります。写真の真ん中にあるのがめ花。上にたくさん見えるのがお花です。め花は一つですが、お花はたくさんあります。

☆クリは実が黒いので、「黒実→クリ」になったといわれています。ふつう、ブナ科の植物の実をドングリといっています。だから、クリもドングリの一種です。

☆ドングリで食べられるものは、クリとシイの実とマテバシイなどです。め花の大きさは1cmくらいでまだ赤ちゃんですが、どんどん大きくなるでしょう。どれだけ大きくなるか、継続(けいぞく)観察することにします。

自然のアルバム オトシブミ

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《葉っぱのひみつ》

☆いまごろ雑木林を歩くと、あちこちに若葉(わかば)がまかれたいろいろなオトシブミが見られます。ぜひ自分でさがしてみましょう。そして、葉っぱのひみつを、葉っぱのなぞを考えてみてください。

☆このオトシブミという名前は、むかしの巻き文(まきぶみ−あいての目につきやすい所にそっと落としておくラブレター)ににているので、この名前になりました。

☆オトシブミのお母さんは、葉をまいていきながらタマゴをうみます。幼虫はタマゴからかえると、まわりにあるたくさんの葉っぱを食べて大きくなります。葉っぱを開いてみると、とても小さなタマゴがあります。ぜひ、自分で調べてみてください。

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