校章

地域と共に歩む鑓水中学校 〜「心の故郷」鑓水を目指して〜

本校の学区域には江戸時代の末期から活躍した「鑓水商人」などの歴史を持つ、古くからの鑓水地域があります。鑓水の人々は、かねてより地域の核となるような「鑓水の学校」を切望しており、本校はこれらの期待をも背負って開校したと言っても過言ではありません。

そこで、本校はこれまで一貫して生徒・保護者そして新旧地域住民の「心のふるさと故郷」(校歌のタイトル)となる学校づくりを目指してきました。また、それは多様な教育活動に地域の教育力を積極的に活用し、「地域と共に歩む学校」づくりの進めていきます。

本校の教育目標

  • すすんで学び向上をめざす人(自学)
  • 共に助けあう思いやりのある人(共生)
  • 心身を鍛え最後までやり遂げる人(自立)

本校の特色ある教育活動

1 確かな学力の定着を目指した教育活動

  1. 基礎的、基本的な学力の定着と個に応じた指導の充実
    一人一台の学習端末chromebook内のミライシード等を活用した個に応じた朝学習の推進、自分の好きな本が読める朝読書の充実による一人ひとりの興味の深化等を行うことにより、基礎的、基本的な学力の定着を図るとともに、より分かりやすい授業を目指した授業改善、放課後や長期休業中の補習の充実も継続的に行っています。
  2. 繰り返し学習と数学科、英語科の習熟度別少人数授業の実施
    学習面では、各教科共に繰り返し学習を通して基礎・基本の定着を図るとともに、数学科、英語科における習熟度別少人数授業により、生徒一人ひとりに対し、きめ細かな指導を行っています。
  3. 全ての授業において、ねらいと振り返りの明確化
    授業において、その時間に身に付けなければならないこと(ねらい)を授業の始めにしっかり説明するとともに、授業の終わりにそのことについての振り返りを行い、一つ一つの授業の内容をしっかり積み重ねていける授業の構築を行っております。

2 生徒一人ひとりを成長させるための教育活動

  1. 一人ひとりを大切にした生活指導
    生活指導の面では、面談などを通して日頃から生徒理解に努めるとともに、道徳科の授業を意図的・計画的に実施し生徒の心に迫る指導を行っています。一方、生徒の問題行動に対しては個別指導と同時に、随時、学年・全校集会などで常に全校体制で協働的に取り組むとともに、教育相談、三者面談等を実施し、家庭と共に教育を進めています。
  2. いじめ、不登校への対応(学校いじめ対策委員会を中心とした組織的な対応)
    スクールカウンセラー(SC)等からの専門的な助言、スクールソーシャルワーカー(SSW)等の外部機関等との連携等を図るとともに、学校いじめ対策委員会を中心とした、校内における週毎の定期的な情報共有及び対策を行い、一人ひとりの生徒の心のケアや不登校生徒への対応を組織的に行っています。
  3. ノー・チャイム授業の確立
    本校では生徒一人ひとりの自主性・自立性を伸ばすために、開校以来ノー・チャイム制の授業を進めています。入学当初は戸惑っている1年生も直ぐ慣れて、時間を確認し、自ら進んで授業に取り組む姿勢が見られています。
  4. 地域の教育資産等の活用
    サレジオ工業高等専門学校、多摩美術大学等との連携により、様々な体験活動を充実させ、実感を伴った教育活動を推進しています。