学校日記

元東京消防庁消防官の赤坂用務主事より防災講習を実施

公開日
2025/12/16
更新日
2025/12/15

今日の出来事

本校用務主事の赤坂さんは元東京消防庁消防官で、消火や事故現場での消火・救助経験をはじめレスキュー隊にも所属をしていたそうです。

そんな素晴らしい方が勤務をしてくれている恩方中学校で講演をしていただく機会を設けようと、生徒会朝礼後に15分間の講話を行っていただきました。

今日はその第1回ということで、「電気ストーブ使用の注意」と最近話題となっている「モバイルバッテリーの注意」について講話をいただきました。ここ数日、寒さがぐんと増してきていますが、そこで活躍しているのが電気ストーブ。家庭での火災でも多いのがこの電気ストーブがらみの火災なのだそうです。

赤坂さんが示してくれた事例で興味深かったことが、子ども部屋などで電気ストーブ使用。ふとしたきっかけで席を離れ、その時にフリースやひざ掛け毛布などが掛けていたイスなどから落ちて電気ストーブと接触し出火したケース。寝ている際に寒いので電気ストーブをつけたまま寝てしまい、落ちた布団が電気ストーブと接触し火災につながるケースもあるそうです。どこの家庭でもありそうな事例です

他にも、モバイルバッテリーの出火ですが、国内メーカーのモバイルバッテリーは様々なガイドラインがあり、こうした火災事故につながらないケースも多いのですが、近年通販などの広がりによって、国内メーカーなどのガイドラインを通過していないモバイルバッテリーが普及し、多くの事故につながるケースがあるようです。特に多いのが、モバイルバッテリーに過度なストレスをかけると出火リスクが大きく増すそうです。荷物に入れて重い荷物に挟まれたり、ポケットに入れて押し付けたりすることはNGだそうです。また、過充電も大きくストレスの原因になるようで、出火リスクを増すそうです。充電して差しっぱなしにしないような対策が必要なようです。一般的にいう、使用上の諸注意を守る大切さを身に染みるお話でした。