千人同心がつないだ苫小牧・勇払中学校との交流


200年以上前に千人同心がつないだ苫小牧・勇払との絆。

千人同心が果たした役割のひとつに北海道苫小牧の開拓があります。寛政12年(1800年)幕府の許可を得て、千人頭だった原半左衛門胤敦は弟の新介とともに、千人同心の子弟100名を率いて北海道に渡りました。胤敦は白糠(しらぬか、現在の白糠町)、新介は勇払(ゆうふつ、現在の苫小牧市)にそれぞれ向かいますが、現地の気候の厳しさは彼らの想像を超えるものでした。開拓による収穫は乏しく、病人や死者が続出し、開拓事業は終了せざるを得ませんでしたが、こうした胤敦らの事業がゆかりとなり、昭和48年(1973年)八王子市と苫小牧市は姉妹都市となりました。

その後、八王子市を代表する車人形が苫小牧で千人同心を扱った公演を続けた縁で、2003年4月に友好をさらに発展させるために千人同心の多くが暮らし車人形のある恩方地区との交流を深めるためにと恩方中学校と苫小牧市立勇払中学校との姉妹校交流が始まりました。2004年には勇払中学校の修学旅行団が初めて恩方中学校を訪問し、その20年後の2025年には恩方中学校の修学旅行団が初めて北海道を訪問し勇払中学校との交流を深化させました。                    八王子千人同心の歴史



千人同心ならびに苫小牧市立勇払中学校との交流