学校日記

ふれあい月間

公開日
2017/11/06
更新日
2017/11/06

校長より

東京都教育委員会は、6月、11月、2月を「ふれあい月間」とし、いじめ等の問題行動や不登校の未然防止を図る取組を進めるよう、各学校に求めています。

今朝の全校朝会では、3年生の「あいさつ名人」たちの「おはようございます」のあいさつに続き、校長から、この「ふれあい月間」に関する講話をしました。

改めて、「校長先生との3つの約束」の2番目、「自分も周りの人も大切にすること」について触れました。
周りの人を大切にするということは、互いの違いを認め、協力していくということです。

3年生の国語の教科書に出ている、「わたしと小鳥とすずと」を校長が音読しました。


わたしと小鳥とすずと   金子みすゞ  

わたしが両手をひろげても、
お空はちっとも飛べないが、
飛べる小鳥はわたしのように、
地面(じべた)をはやくは走れない。

わたしがからだをゆすっても、
きれいな音は出ないけど、
あの鳴るすずはわたしのように、
たくさんなうたは知らないよ。

すずと、小鳥と、それからわたし、
みんなちがって、みんないい。


学校では、「みんなちがって、みんないい」のです。
みんな同じなら、それはロボットです。
違うことを責めるより、違いを認め、尊重し、互いに伸びていく子供たちに育ってほしいと思います。

今週の目標は、先週の目標を発展させて、「『ふわふわ言葉』を使って、友達をたくさん誉めよう」としました。
教員も含め、他者のよさをたくさん見付けられる1週間にしたいものです。【校長】