4・5・6年生 セーフティ教室
- 公開日
- 2017/07/08
- 更新日
- 2017/07/08
校長より
東京都教育委員会では、児童・生徒の健全育成の活性化及び充実を図るとともに、保護者・都民の参加のもとに、家庭・学校・地域社会の連携による非行・犯罪被害防止教育の推進するため、小・中・高等学校において「セーフティ教室」を年1回以上開催するよう求めています。
本校では、昨日の1・2・3年生に続き、本日の3校時には、4・5・6年生対象の「セーフティ教室」を開催しました。
今回のねらいは、携帯電話や情報社会の危険について知り、安全・安心に使用するために必要な、知識やモラルを学ぶことです。
LINE株式会社の担当者の方においでいただき、インターネット社会の中で、楽しくコミュニケーションを図る方法について考えます。
本校でも多くの児童がLINEをはじめとした、コミュニケーションツールを日常的に使用しています。
このようなSNS等のトラブルを未然に防ぐためには、人によって「感じ方」の違いを認識することが大事だという説明がありました。
例えば、「『夜遅く』は何時からのことか?」と問われて、ある子は20時と答え、ある子は23時と答えます。
すると、こうした認識の違いが、メッセージの送信時刻の差につながり、「既読」にならないことによるトラブルに結び付く可能性があります。
また、送られたメッセージ文が、ある子には何も感じなくても、ある子にはとても傷つくものに感じられたりします。
こうした「違い」を意識して、コミュニケーションを図っていくことが大切であることを教えていただきました。
校長自身は「スタンプ」も使わず、事務的文章のみを送信する派。
子供たちや若手の教員との意識の差を痛感する時間になりました。
世代の「違い」を意識することも大事なのでしょうね。【校長】