学校日記

1月29日(金) 今日の給食

公開日
2021/01/29
更新日
2021/01/29

給食室から

【今日の給食】

<全国学校給食週間5〜和食給食〜>
雑穀ごはん
のりの佃煮
さわらの辛みそ焼き
ごま大根
吉野汁
くだもの(ネーブル)
牛乳

明治22年に、お寺でおにぎりを出したことから始まった給食ですが、学校で給食が開始された当時は、脱脂粉乳やとパン給食がほとんどだったそうです。それから牛乳やお米が給食でも食べられるようになり、バラエティ豊かな給食へと変化を遂げていきました。お米に合ったおかず、パンに合ったおかず、日本の郷土食、世界の料理など、今では栄養バランスだけでなく、味や見た目、食事の雰囲気など、様々な要素を取り入れながら学校給食が運営されています。

学校給食法の目的も、施行当初の「国民の食生活の改善」から、現在は「食に関する正しい理解と適切な判断力を養う」という「食育の推進」を重視するものへと変化しています。戦中戦後、食べ物が不足し栄養が満たされない時代に、子どもの最低限のための栄養の確保が目的だった給食ですが、バラエティ豊かな食事ができるようになった現代においては、子どもが自ら正しい食の知識をもって正しく食を選択できる力を養うための給食という要素があります。

現代の日本は、飽食時代や食の欧米化ともいわれ、食環境も日々変化しています。子どもの食生活も味覚も日々変化しています。そのような中で、改めて和食給食の大切さがうたわれてます。
和食は、日本の自然を尊重し、文化を継承し、健康のための栄養バランスが整った食事として世界中からも注目されています。世界からは、特に出汁のうま味が注目されています。

子どもたちに和食の魅力をもっと伝え、和食を好きになってもらえるよう、今後もいろいろな和食給食を取り入れていきたいと思っています。


今日の給食の主な産地は、下記のとおりです。
・米:栃木県
・ながねぎ:八王子
・里芋:八王子
・ほうれん草:八王子
・小松菜:八王子