郷土料理:岐阜県 食育メモより
- 公開日
- 2017/01/24
- 更新日
- 2017/01/24
給食室から
〜岐阜県〜
本州のほぼ中央にあり、山が多く、海のない県です。
標高3000メートルを超える高い山が連なり、「日本の名水百選」に選ばれている美しい川も流れています。
【鶏ちゃん】
タレに漬け込んだ鶏肉を、キャベツなどと一緒に焼いて食べる家庭料理です。タレには醤油味やみそ味があり、鶏肉の切り方もさまざまで、家庭ごとに違います。
今では手軽な家庭料理ですが、かつてはお盆やお正月にふるまわれた料理です。
【じんだ汁】
すりつぶした大豆の入った汁ものです。必ず大豆を一升使うため、「一生まめで無事わった」ということで、法事などで食べられてきました。一升の豆と一生まめだった(「まめ」とは健康で働き者のこと)ことをかけています。大豆は保存がきくため、雪深い地域の貴重なたんぱく源でした。
【みた(だ)裸子団子】
「みたらし」というと、とろっとした甘辛い醤油味のタレをからめた団子思い浮かべますが、岐阜県では、醤油だれを塗って、こんがりと焼いたものをいただきます。