引き渡し訓練 講話
- 公開日
- 2026/05/08
- 更新日
- 2026/05/08
校長室より
「引き渡し訓練」の校長講話です。
今日は本年度2回目の避難訓練でした。これまでの「避難するだけの訓練」とは違い、保護者に引き取っていただくまでの待っている時間も長くなっていますが、皆さんのここまでの避難行動、話を聴く態度はとても素晴らしいと思います。命を守る訓練、これからも真剣に取り組んでいきましょう。
さて、日本は、災害大国だといわれています。地震、津波、台風の接近に伴う大雨や地滑り、そして最近では山火事の報道や富士山の噴火の可能性も指摘されるようになりました。災害があるからどこかほかのところで暮らそう、というわけにはいきません。かといって、災害が来たらもう自然には逆らえないからおしまいだ、というわけにももちろん行きません。だからこそ、先人たちの知恵、これまでの経験から命を守る行動を身につけて、そんな災害が多い土地でも安心して暮らせる準備をいつもしておくことが大切なのです。さて、今回の訓練の設定は「警戒宣言発令」という状況です。警戒宣言とは、「2〜3日以内(または数時間以内)にマグニチュード8程度の大地震(東海地震)が発生 することが予想される」という警告であり、「大規模な地震の発生に備えて、安全の確保や準備を行ってく ださい」という指示です。
そんな時、学校では、すぐ授業をやめて、帰りの支度をして、お家の人に迎えに来てもらうようにします。みんなが不安でパニックになりそうなときにも、あわてずに安全に、皆さんがお家の人に会って一緒に帰れるようにする訓練が、今日の引き渡し訓練です。南大沢中学校に兄弟がいる人は、年上の家族から順番に引き渡しを行うので、本当に災害が起こった時にはかなり長い時間、学校で待ってもらうことになるかもしれません。でも、この南大沢小学校の校舎や体育館は、台風や地震にも耐える丈夫な構造をしているので、安心してください。
それでは皆さんのお家の方へお話をします。保護者の皆様、本日はご多用の中、引き渡し訓練にご参加いただき、ありがとうございます。先程お話ししましたように、「大規模災害時における警戒宣言」の他にも、「特別警報」、「凶悪事件の犯人が逃走中」など様々な場面で、児童の安全を最優先し、子どもたちは学校で待機させ、引き渡しの措置を取らせていただくことが想定されます。
学校からは、様々な手段でご連絡をいたしますが、災害時には、ニュースやインターネット等で正しい情報を集め、ご家族の安全を確保された後、引き取り人としてご登録いただいた方にお子様を学校に引き取りに来てくださいますようお願いします。万が一、交通機関などが止まり、どなたも迎えに来られない場合は、学校が責任をもってお子様をお預かりしておきますので、どうぞご安心ください。
今日は大変お忙しい平日にこのような形で訓練に参加していただきました。貴重な機会ですので、いくつかの点についてチェックを行い、各ご家庭の防災意識を高めるチャンスにしてください。
1 今日の設定を振り返りながら、自宅までの危険個所、回避ルートを確認する。
2 家庭の防災対策、食料品の備蓄などを確認する。
3 東京防災のマイタイムライン…いつ、どこで、だれと落ち合うのか。携帯電話が使えないことも想定して、しっかり確認する。
それでは、この後担当の指示に従って引き取りをお願いいたします。