2学期終業式 校長講話
- 公開日
- 2025/12/25
- 更新日
- 2025/12/25
校長室より
82日間あった2学期も終業式を迎えました。10月までは夏、そのあとは冬、という極端な気候にも慣れてしまい、最近は「異常気象」という言葉をあまり聞かなくなりましたが、改めてこの地球という星に人間が与えている影響は計り知れない、ということを実感します。写真は南極の昭和基地にたどり着こうとしている観測隊の様子です。氷を割りながら基地まで進んでいくのですが、温暖化の影響から解けて割れた氷がルートをふさぎ、いつも使っているルートは使えずに困っている、という話が伝わってきました。美しいこの地球を未来につなげていくために皆さんにもできること、考えて過ごしていきましょう。
さて、校長先生目線で、2学期をちょっと振り返ってみましょう。
1年生は朝、登校してくるときから一番元気な学年です。畑で育てたサツマイモ、巨大になっていましたね!みんなはどうやって食べたんですか?芋のつるを使ってリース飾りも作りましたね。ぜひ、おうちでも飾ってください。
2年生は、今学期とても成長したな、と思っています。下級生にやさしく接するなど、素敵な場面をたくさん目にしました。さて、2年生は同じお芋でも「里芋」を育てました。夏が暑すぎて大丈夫かな?と心配したのですが、先月掘ってみたら一つの根っこから7個も8個もくっついて、大豊作でしたね。サトイモは給食や防災キャンプにも使われました。
3年生は、縦割り活動の低学年リーダーとして、かっこいいお兄さんお姉さんになりました。リサイクルについて学びながら、1学期から取り組んできたのは給食の野菜くずを使ったたい肥作りでした。それらを畑に混ぜ込んで、今、冬野菜を育てています。それからついこの間は畑に小麦をまきました。きっと春になったら鮮やかな緑色が広がります。
4年生は、転入生もきて、クラスの仲間がずいぶん増えにぎやかになりました。校庭の東側にある大きな柿の木、知っている人も多いと思いますが、じつはあれ「渋柿」といって、そのままでは食べられません。そこで、4年生は柿を洗い、皮をむき、熱湯で消毒殺菌をして、紐をかけ、3週間ほど冬の冷たい風に当てて干す「干し柿」を作りました。日本では冬の保存食として昔から作られてきたんですね。
5年生は、何と言っても「南小米」。夏休みも当番を決めてお世話を続け、お米と一緒に田んぼの中では「めだか」も育ててきました。今年もたくさんのもち米が収穫でき、それと一緒に、貴重な「クロメダカ」という種類のメダカを、数えきれないくらいたくさん増やすことができました。メダカは、地域や知り合いの皆さんに販売して、お金に変わりました。その売り上げは子ども達みんなで相談して学校を美しくするために「チューリップ」の球根を買って育て始めたそうです。素敵な話ですね。
6年生、先日の南小フェスタの企画もそうですが、この学校のリーダーです。いつも下級生のことを気にかけ、「すべての子が笑顔になる学校」を最前線で引っ張ってくれました。つい先日の「落ち葉拾い」覚えていますね。朝早くから準備し、縦割り班では重たい葉っぱもしっかり運んでくれました。集めた葉っぱは、1年くらいかけて栄養たっぷりの腐葉土に生まれ変わります。これが畑やドングリの養分になるんですね。
さて、校長先生目線の各学年の振り返り、共通点に気が付きましたか?それは、「畑や作物、学校の自然」ということです。この学校は周りにも素敵な公園や施設がありますが、学校の中にも、体験を通して学べるものがたくさんあるんです。これはこの学校でなければ経験できないこと。皆さんの財産ですね。
さて、財産と言えば、皆さんは今日、担任の先生から通知表をいただきます。2学期振り返りのお手紙もいただくことと思います。校長先生はすべて読ませていただきましたが、わずか4か月でこんなにも成長する皆さんがうらやましくなりました。2学期の自分を振り返り、よく頑張ったなあ!と大いに自分をほめてあげてください。そして、自信をもって3学期、さらにいい学校を創ってください。
いよいよ明日から、冬休みです。冬休みは、新年を迎える特別なお休みでもあります。1年間の感謝を込めて、お世話になった方々に、「今年もありがとうございました」「来年もよろしくお願いします」と、きちんとご挨拶をしましょう。そして、さようならの代わりに、「良いお年を」と言ってお別れするのも、年末の特別な挨拶です。
来年の1月8日に、元気なみなさんに会えることを楽しみにしています。それではみなさん、良いお年を。