落ち葉拾いのお話
- 公開日
- 2025/12/15
- 更新日
- 2025/12/15
校長室より
みなさんおはようございます。昨日は久しぶりに雨が降りました。その分空気がきれいになって、今朝はすっきりとした冬晴れが広がっていますね。さて、今朝は「落ち葉拾い朝会」です。そもそもなぜ落ち葉を拾うんでしょう?落ち葉がたまると風が吹いて校庭が落ち葉だらけになってしまう。ということもあります。掃除をしてきれいにする、ということもあるでしょう。でも、この落ち葉拾いの目的の一つは、落ち葉を集めて、栄養満点の立派な腐葉土を作る、ということにあります。冬に葉っぱを落とす木々は葉っぱが邪魔だから落としているのではなく、落ちた葉っぱが土となり、再び根っこに栄養を送るサイクルがあることを知っています。落ちた葉っぱは、地面にいる虫たち、皆さんもよく知っているダンゴムシやミミズなどですね、によって食べられ、それをさらに目に見えないような微生物たちに分解され、最後には黒い土になります。(袋に入れた腐葉土と落ち葉を示す)これは昨年に集めた葉っぱが「土」になったもの。こちらは今朝の「落ち葉」です。この栄養満点の土ができると、畑の作物もよく実ります。皆さんで頑張って落ち葉を集めましょう。