7月22日 理科室 二十四節気「大暑」
- 公開日
- 2024/07/25
- 更新日
- 2024/07/25
理科室
夏休み3日目の今日は二十四節気12番目「大暑(たいしょ)」です。「大暑」は最も暑い頃という意味です。文字を見ているだけで汗が噴き出してきそうな名前ですね。実際の暑さのピークはもう少し後になります。東京は先週梅雨が明けましたが、梅雨明けの時期で夏の土用もこの頃です。
この季節、ニュースや天気予報で「夏日」「真夏日」「猛暑日」という言葉も頻繁に聞かれるようになります。夏日は気温25度以上、真夏日は30度以上、猛暑日は35度以上のことです。少し気にして聞いてみてください。
花火大会や海開き、夕涼みなどの風物詩も目白押しです。夏の土用の丑の日には、ウナギを食べる風習があります。秋へのつなぎ目なので、胃腸をいたわるとともに、熱を冷まし、暑さを取り除くようにしましょう。
では、大暑の旬のものを3品、紹介します。
一つめはとうもろこし。身体のエネルギーとなる気を補うだけでなく、余分な熱を取ってむくみを解消してくれます。とうもろこしのヒゲはむくみを取る生薬です。二つめは甘酒。夏バテで食欲のない時におすすめです。新年に初詣で振る舞われますが、実は甘酒は夏の季語で、昔は夏によく飲まれたそうです。お腹の冷えにも良く、最近は「飲む点滴」と言われていますが、飲み過ぎないようにしてください。三つめはところてん。天草(てんぐさ)という海藻から作られます。身体を冷ましながら便通をよくしてくれます。お酢でさっぱりいただいてもいいですし、疲れやすい人は黒蜜で食べてもいいです。
今週末は小宮小近辺でも花火大会が開催されます。空に大輪の花がたくさん咲く様子は本当にきれいですね♪