わたしたちの身の回りには、小さな力でも楽に作業ができる道具があります。例えばバール（くぎぬき）、栓抜き、はさみなどです。
　今日は実際にくぎ抜き体験をしました。自分で角材に打ったくぎを、バールを使って抜きました。バールの形にも着目しながら、バールのどこを持った方が楽にくぎが抜けるかを確かめました。子どもたちは道具を正しく使って、安全に気をつけながら活動しました。くぎがすーっと抜けると「気持ちいい！」と言いながら数回体験しました。
　体験後、楽にくぎ抜きをするコツを各自ノートにまとめました。「バールの上の方を持って、手前に引く」「やさしい気持ちで、お腹に力を入れてバールを手前に引く」などなど。自分なりの言葉で表現していました。「抜けない…」と言っている友達がいると「どれどれ」と言いながら抜いてくれる人も。見事くぎが抜けると「おぉ！」と思わず拍手をしていました。「〇〇さんは釘ぬきの名人だね」と。
　次は10kgの砂ぶくろを棒のてこで作用点、力点の位置を変えて持ち上げ、てこの手ごたえを比べましょう。