11月20日 理科室 小春日和
- 公開日
- 2023/11/20
- 更新日
- 2023/11/20
理科室
先週末と今日の日中は、太陽の光に当たっているとまるで春を思わせるようにぽかぽかと心地よかったですね。11月頃から12月上旬のよく晴れて暖かく穏やかな日のことを「小春日和(こはるびより)」といいます。
「小春」とは旧暦では10月、現在使われている太陽暦では11月から12月上旬をいい、「日和」は、空模様のことを指し、よく晴れた天気のことをいいます。徐々に本格的な寒さがやってくる時期なので、夜になると冷え込みますが、日中は日なたに出れば暖かく春のような感じがすることから「小春日和」と言うそうです。冬型の西高東低の気圧配置になった翌日は移動性高気圧に覆われ、小春日和となることが多いようです。小春日和という言葉は春に使う言葉ではなく、冬の季語なのです。知らずに使うとちょっと恥ずかしい…かも、ですね。
「小春日和」を使った例文を紹介します。
・日差しが暖かい小春日和の中、七五三のお参りをする子どもたちがいました。
・すっかりと冬の気配を感じる小春日和の日、紅葉狩りに出かけました。
「小春日和の日は今週金曜日までかも…」