学校日記

7月13日 SNSの授業

公開日
2022/07/13
更新日
2022/07/13

校長日記

今日は6年生が SNSの 企業の方による授業を受けました。
授業の内容は、適切な SNS の活用についてです。
現状では、既に低学年からスマートフォンを所持し始め、高学年になるにつれて所持率があがっているようです。そして自分達でグループを作って、やり取りをしているようです。
問題となっているのは、この大人の見えないグループの中で起きているいじめにつながる言葉です。
そこで、今日の授業では、このグループの中でのメッセージのやり取りの事例をもとに、トラブルにつながる原因について考える授業をしてもらいました。
例えば、3つのパターンのメッセージのやり取りがあります。その中で、相手はどう受け取るのかを考えます。
そして、相手の受け取りが、良い場合、問題ない場合、少しまずい場合、とてもまずい場合にに分類しました。
子どもたちは、まず、一人一人が考えて、その後グループで考えました。
グループで考え合うと、自分は問題ないと思っても、他の人はトラブルになると感じているなど、一人一人受け止め方が違うことがわかりました。
このように、受け止め方が違うことが、トラブルの原因であるというわけです。なぜなら、自分は大丈夫だと思っていても、相手には嫌であるということが起きるわけです。
こう考えるとトラブルを防ぐのは難しいということになりますね。でも、受け止め方が違うということを理解した上で、グループ内での言葉のやり取りをしていくことが大事になりますね!

最後に SNS の会社の講師の方から
「インターネットのトラブルは相談することで解決することができることが多い。」
というお話がありました。
インターネットによるトラブルが、ない方が良いのはもちろんですが、もしあった場合は、とにかく一人で考えずに近くの人に相談をするということを心がけてほしいと思います。