学校日記

1学期の反省NO9 「そうじ」2

公開日
2015/08/19
更新日
2015/08/19

校長日記

 「掃除」をすることが好きな人っていいですね。小宮小の子供たちは本当に一生懸命にする子もいますが、仕方ないからしたり、中にはさぼってしまっている子もいたりするのが現状です。私は、何とか掃除をしっかりさせたいと思い、2年前から掃除の時間にBGMをかけるようにしました。子供に今は「掃除」の時間だよと意識づけるためにです。これも形から入ったものでした。しかし、やっぱり「掃除」は「心」なんだということに気づきました。誰も見ていないところで黙々と掃除をする子供には「心」があると思います。誰が見ていようが見ていまいが任されたことを確実に丁寧にできるって素敵ですね。 誰も見ていないところでも、一生懸命、楽しんで掃除をすれば、自分の心もどんどん綺麗になっていくはずです。将来、幸せになるには、やっぱり、心を綺麗にしたいですね。だって、汚れている所を綺麗にすることは綺麗になった所を目にするわけです。人は、いつも見ているものに、心が似てくると思います。ゴミが一杯落ちている公園に居るとしたら、どんな気持ちになるでしょう?心も荒んでくるのではないでしょうか?反対に、綺麗に整えてある綺麗な公園に居ると、気持ちは満たされ、心も綺麗になるはずです。だから、身の回りを綺麗にしようと心掛けている人は心も綺麗になっていくんです。心を磨くことになります。いつも汚い所にいて、それが平気になってくると、どんどん心が荒んでいきます。 
 なので、「掃除」を「心」をもって行う子は、きっと学習にも生活にも自分のもっている力を出し切って、『自立』し、『共生』し、『奉仕』の心で自分の未来を開いていけるんだろうなと思います。続きは次回で。