本年度の教育活動についてNO2
- 公開日
- 2014/04/21
- 更新日
- 2014/04/21
校長日記
今回は『共生』について述べます。私が考えるには、
○この世の中には、千差万別の人格をもった人が暮らしています。10人いれば10人の様々な個性や考え方の違いがあります。みんな同じ個性や考え方では反対に恐ろしいです。その違っている個性や考え方をお互いに認め、わかり合い受け入れているからこそ、社会は成り立っています。『共生』とは、互いに良さを出し合い、また、補いながら共に生きていくことではないでしょうか?小学校も社会の一つです。小学校という社会の中で子供たちが互いの違いを認め合い、良さを発揮しながら生きていくことができたら、素晴らしいことです。
『自立』と同じように具体的に学校生活や普段の生活の場面での『共生』した子供の姿を考えてみたいと思います。
・みんなと同じ目標に向かって、自分の役目を果たしていくこと。
・困っている友達がいたら、そっと手を貸してあげること。
・あいさつが進んででき、お礼の「ありがとうございます」や謝る時の「ごめんなさい」などが素直に言えること。
・みんなのために係や委員会の仕事、掃除を責任をもって行うこと。ゴミが落ちていたら、そっと拾うこと。
・行事や集会等を行う時は、協力して、助け合うこと。
・友達を大切にし、いじめや差別をしないこと。友達の良いところを認めること。悪いことは悪いと注意できること。…など沢山、あります。
東日本大震災ではこの『共生』ができる日本人の素晴らしさを痛感しました。また、グローバル化の成果では、大切なことです。ご家庭・地域も小さな社会です。家族、地域で『共生』できる一人ひとりでありたいと思います。