学校日記

本年度の教育活動についてNO3

公開日
2014/04/21
更新日
2014/04/21

校長日記

 これまで述べてきた『自立』し『共生』した姿は一朝一夕ではできません。様々な場面や時間に『自立』と『共生』を意識した教育活動を行ていくことが大切です。教職員が常に頭の中に忘れず入れておき、今が「チャンス」だと言う瞬間を逃さず、とらえて指導していくしかありません。そして何といっても、ご家庭の協力や地域の支援がなければ、『自立』し『共生』した姿を子供たちに培うことはできません。
 ご家庭や地域でも『自立』『共生』できる子供を育成するためには、例えば、
1家庭でのお手伝いで役割を与える。そして、手を出して教えるのは最初だけにし、できた時は認め、できなかった時は、どうすればいいのか考えさせる。
2ゲームやテレビを観る時間を話し合って子供自ら決めて、守らせる。
3家庭学習をする習慣を付けるために、言われなくてもできるように家庭学習する時間を決めさせる。○○してから勉強する…など。約束を決める。
4兄弟や姉妹と仲良く過ごす約束を決めて、良いことでの競争をさせる。できなかったことを人のせいにしないように言って聞かせましょう。
5親が敷いたレールの上を走らせる(トレーニング…決まった練習方法をそのまま行い、目標を達成すること)のでなく、目標を子供自身が決めて、進ませ、見守ることです(コーチング…馬車という意味で、目的地に向かって決まった道ではなく、様々な難所「坂や川、山など」を越えて自分の足で到達させる)。失敗はこの時期の子供にとって財産です。また、やり遂げた時の達成感が味わえます。
どうかよろしくお願いいたします。続きは、また次回、書きます。