KIMIDA記

5.10 教員相互授業公開スタート!

公開日
2023/05/10
更新日
2023/10/23

確かな学力の育成

みなみ野君田小学校では今年度も、校内全教員に向けて、指導案(授業の詳細な計画)を作成した授業を一人あたり3回以上公開します。教員は他の教員の授業を見て、自分の授業に活かせることを見つけたり、手立てなどの意図を質問したり、後輩に助言したりし合いながら授業力を高めていきます。

写真1
今年度の先陣は図工のS主任教諭。教室に入ると、ホワイトボードには、学習の流れが記されていました。特に子どもたちの作業スピードに差が生じる学習では、一斉の指示ができないためにとても有効なことを学びました。

写真2
2つ目の授業はH主幹教諭の国語。他学年の若手教員が、自分のクラスの授業準備などを放課後に回して時間をつくり出して学びにきていました。
文学作品の学習では、作品に出会ったときに抱く「違和感(疑問)」を学習課題としていく授業づくりが、子どもたちの主体性を育みます。
読み深めたときにSさんが呟いた「伏線回収だ〜」の言葉。参観した教員は最高の場面に立ち会えました!

写真3
第3弾はS主任教諭による6年生のリレーの学習です。
「バトンの受け渡しをするところの手前に引かれた等間隔の線」「バトンパスの受け渡しをする場所の外側に置かれたチームカラーと同じく色のフラフープ」「チーム数と同じだけの学習用端末」「たくさんのバトン」「ゾーンを区切るカラーコーン」…。授業開始前から、たくさんの準備物が校庭に見られます。この準備だけで授業前に数十分かかります。
それぞれが、安全に、思考や工夫をしながら学習を進められるようにするための手立てでした。
参観した教員は、6年生のゴール(小学校の出口)の子どもたちの姿を見ることで、「自分の学年ではここまで高めよう」とイメージを湧かすことができたことでしょう。

5月末までに全教員がまずは一度以上、授業を公開していきます。