4.21 「学習」アラカルト(高学年一部教科担任、ICT活用、問いを引き出す工夫)
- 公開日
- 2025/04/21
- 更新日
- 2025/04/21
学校から
ひとえに「学習」とまとめて呼ぶことができても、その内容や方法は様々です。
写真1 高学年一部教科担任制授業
6-1で2組担任が社会の学習を進めています。
今年度より、高学年では一部の教科を隣の担任が受けもっています。完全教科担任となる中学とのギャップこ解消、授業の質や児童理解の向上をねらいとしています。
写真2 ICT活用
4年生がタブレットをもって校庭に出ていました。
副「タブレットもってどんな勉強してるの」
子「『春』を探して写真を撮り、提出BOXに入れます」
学習用タブレットを活用すると、自分が得られなかった情報や自分と違う考えをすぐに共有することができます。数年前とは学習方法も様変わりです。
写真3 問いを引き出す工夫
教「『3+5=4』おかしいね。一つ移動して正しい式にできる?」
子「移動していい?」
子「9ひく5は4」
教「すごい!副校長先生より早く気づいたね」
「どうすればいいのだろう」という思いが子どもたちから内発的に湧き上がる学習提示の工夫です。
この内発的な動機は「9−5を計算しましょう」という投げかけでは出てきません。
教師の授業づくりでは、知識だけでなく、思考や主体性も育む工夫が必要なのです。
その日にどのような学習をしてきたのか、ご家庭でぜひ話題にしてください!