11.15分 気持ちに折り合いをつけるのは自分自身(全校遠足の中止)
- 公開日
- 2024/11/17
- 更新日
- 2024/11/17
学校から
この日は、朝までに雨が止まず、止むなく全校遠足を中止としました。
休み時間には、雨が上がった校庭で遊ぶ姿が見られ、いつも通りの一日を過ごしていました。
私が子供の時に、楽しみにしていた遠足が中止となったらどうしたでしょう…
おそらく、「どうして中止なんだー」とか、「すぐ雨が止んだんだから行けたじゃないかー」とか、「せめて今日は勉強したくないー」などとわめいたのではないかと思います。
しかし、上壱の子は違いました。廊下で会うと、「遠足行きたかったよー」などと教えてくれますが、先のようなクレームじみた、八つ当たり的な言動は見られませんでした。
期待していたことが実現しないと自分の外に不満をぶつけてしまうことがありますが、同じ状況に置かれた時に、すべての人がそのような行動をとるわけではありません。
状況が同じなのに行動が違う理由は、一人一人の考え方にあるのです。
上壱小の子たちのほとんどは、自分なりに考え、自分の中で気持ちを消化して、前を向いて学習に取り組んだのです。
上壱の子たちは、私の小学生時代よりも全然大人だなぁ、立派だなぁと思い、嬉しく思いました。