学校日記

10.17 「道徳的実践力」が発揮される!(非認知能力の発揮場面)

公開日
2024/10/17
更新日
2024/10/17

学校から

昨日の中休み、とっても嬉しいことがありましたので、手前味噌ですが本校児童の自慢をさせていただきます!

昨日の午後は、令和7年度新一年生とその保護者が来校する就学時健康診断でした。しかし、朝、校内をまわると、廊下や階段には、綿ぼこりが目立つ状態でした。
さて、どうしようかと考えた時、子どもたちのボランティアマインドに期待をすることにしました。

子どもたちの大きな楽しみである中休みが始まる際、職員室より以下の校内放送を行いました。
職員「今日の午後は新一年生とその保護者がお客さんとして学校に来ます。しかし、ろう下や階段に綿ぼこりが落ちてしまっています。この後、みんなの授業中に、職員室の先生たちでお掃除をするつもりですが、ちょっと大変そうです。そういうことならごみ拾いしようかなと思ってくれた子は、この中休み、お掃除ボランティアをしてくれたらうれしいです。」

この放送を聞いた何人もの子どもたちが、休み時間なのに、写真のようにお掃除をしてくれたのです。

休み時間の終わりには、ごみがなくなっていました。

社会のために自分ができることを考えたり、自分の気持ち(この場合は、「遊ぼうかな」「お掃除しようかな」)に折り合いをつけたりして、自分や他者を大切にしようとする力が、上壱分方小が大切にしている「非認知能力」です。

この日のお掃除ボランティアはでは、外から得られる見返りは何もなく、お掃除をしてくれた原動力は、自分の内面から湧き上がってきた動機のみでした。

内発的動機のみで、休み時間を費してお掃除をしてくれる子どもたち、かっこいいと思いませんか?
この心意気が本当に嬉しかったです。
お掃除してくれたみなさん、本当にありがとうございました!

この日はお掃除ボランティアをしなかった子もいますが、そこは全く問題ではありません。できる人が、できる時に、やりたいと思った時に行うのがボランティアです。
今後の機会に、タイミングが合ったら力を貸してくれたら嬉しいです。

保護者の皆様も、子どもたち同様、可能な時にお力添えをお願いします。

今日は、上壱分方小学校の子どもたちのプチ自慢でした。