11月6日(月)の全校朝会はオンラインで行いました。
「挨拶(あいさつ」)についてお話ししました。
大谷翔平選手は高校1年生の時「ドラフト会議で1位指名を受ける」という目標を掲げ、そのために自分が何をすべきか書き出しました。
すべきことの中に挨拶もありました。
詳しくは追記で
校長講話 令和5年11月6日(月)
おはようございます!
今日はこの「挨拶(あいさつ)」のお話をしたいと思います。
11月1日の50回目の開校記念日 それにちなんでフネダンを探せが始まっています。
どこに、50周年記念のフネダンカードがあるか分かりますか?
どこに設置しようか いい場所はないか探していると、校長室のお隣、事務室前で「挨拶」の掲示を見付けました。
挨拶が大切なのは分かっていますが、いつお話ししたっけ?と思っていました。
昨日はお休みで、お家で50周年式典の案を考えていました。
船田小に(平田)校長先生が来た頃の古いHPを見ていたら、一番最初の校長講話でこの「あいさつの話」をしていました。
先日の学校評価で、おうちの方から「校長先生は 挨拶が大事と言っておきながら、自分がちゃんとできていない」とのコメントをいただきました。
反省の意味も込めて、もう一度、挨拶についてお話しし、校長先生もしっかり挨拶していきたいと思います。
最後の一枚 「挨拶はオアシスサ」は挨拶の話ではよく聞く言葉だと思います。
(写真上)
さて、早いもので、11月に入っています。今年度も半分以上が過ぎています。
4月には、「掛け算ができるようになりたい」「二重跳びを10回以上跳びたい」「本を100冊読みたい」「下級生から尊敬される6年生になりたい」など、1年間の目標を立てたことと思います。
みなさんは、大谷翔平という野球選手を知っていますか?
今年のメジャーリーグでホームラン王になりました。
ピッチャーとバッターの二刀流と言うことで有名です。
昨日、日本のプロ野球では阪神タイガースが38年ぶりの「あれ(ARE)」を成し遂げたので、野球と言えばそっちの「ARE」かも知れません。
皆さんは、10月28日(土)の「ARE」で大活躍を見せ、大きな達成感「やればできるぞ!」を感じ「今の自分が好きだあ」とがんばった自分を褒めた人も多いと思います。
みなさんの次の「ARE」はなんでしょう。
展覧会でしょうか、その前の全校遠足?
いろいろあると思います。
話を大谷翔平選手に戻します。
みなさんが、4月に1年間の目標を立てたように、大谷選手も高校1年生の頃、こんな3年生になりたいという目標を立てたそうです。
大谷翔平選手が高校1年時に作成した目標達成シートでマンダラチャートと呼ばれるものです。
矢印の方向にさらに9つのマスががあり、それぞれの小目標を達成するためのさらに小さい目標を考え書き込んだそうです。
「スピード160km/h」というのは、「160km/hの球を投げられるようになる」という目標です。
160km/hの球を投げることができれば、プロ野球から指名されるだろうということです。
そして、次に、160km/hの球を投げるにはどうすればいいのか考えました。
例えば、「肩の筋肉を鍛える」という感じです。
この8つの小目標の中に「運」という項目があります。(写真中)
確かに、いくら凄い選手になったとしても、運が悪ければ、怪我をして、試合にも出ることができず、指名されないかもしれません。
でも、運をよくするにはどうすればいいのでしょうか。
速い球を投げるためには、「体を鍛えて練習すればいい」ということは思いつきそうですが、これは、なかなか難しい問題です。
大谷選手は次のように考えました。
『周りの人が笑顔になることをすれば、自分の運もよくなる。』
そして、次のようなことをすることにしました。
(写真下 マンダラチャート2)
校長先生も同じ考えです。笑顔であいさつをされると、なぜか挨拶された側も笑顔になります。
みなさんの 挨拶は どんどん良くなってきていると思います。
特に2学期の初めの日、半分ぐらいの人が校長先生より先に挨拶してくれました。
あいさつすると、された方も、それからした自分も 笑顔と元気になります。
校長先生も、みなさんに笑顔と元気を伝えることができればいいなという気持ちで挨拶をしていきます。
大きな声で挨拶をするのは、まだちょっと恥ずかしいなという人もいると思います。最初は、目を合わせてペコっと頭を下げるだけでも大丈夫です。
それで気持ちはちゃんと伝わります。
まずは、「今 自分ができることから」がんばってください。
これからも、みなさんには、周りの人が笑顔になる挨拶をしてほしいと思っています。