12月11日(金) 本日の授業風景 ・ その2
- 公開日
- 2009/12/11
- 更新日
- 2009/12/11
校長より
3年生・国語の授業の様子です。
文法の学習で、「 あいまいな文 」 を取り上げていました。
「 話し言葉 」 と違って、言い方の強弱や抑揚、間の取り方に変化をつけられない 「 書き言葉 」 では、表記の仕方をきちんとしないと意味があいまいになってしまうことがあります。
その原因のひとつとして、読点( 、)の打ち方が不十分だったり、漢字を適切に用いないことがあげられていました。
教科書には、次の例文が載っていました。
「 ここではきものをぬいでください。」
この文は、使う漢字や読点の打ち方によって、
「 ここでは、着物を脱いでください。」
「 ここで、履き物を脱いでください。」
の2種類の文意になり、新村先生もおっしゃっていたように、その違いによってとんでもない事態を招きかねません。
私も、同じようなとんでもない事態を招きかねない例文を考えてみました。
「 今日、朝ごはんに、ぱんつくったよ。」
これは、カタカナの使い方の違いによって
「 今日、朝ごはんに、パン作ったよ。」
「 今日、朝ごはんに、パンツ食ったよ。」 の2種類の文意になってしまいます。
… と、さすがにそんな間違いをするわけありませんよね。
校長 武田幸雄