3月4日(金) 本日の授業風景 ・ その4
- 公開日
- 2011/03/04
- 更新日
- 2011/03/04
校長より
C組・国語の授業の様子です。 担当は、平野先生です。
3年間取り組んできた 「 百人一首 」 大会を、班ごとに行っていました。
教室の中には、平野先生の流ちょうで雅やかな歌詠みの声が流れています。
… と、一瞬の静寂の後の教室は、札を見つけた 「 あった!」 の声や、机を叩く音、「 取った 」 「 取られた 」 の笑い声に満ちていました。
中学校における国語の授業の目標は、以下のように定められています。
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国語を適切に表現し正確に理解する能力を育成し、伝え合う力を高めるとともに、思考力や想像力を養い言語感覚を豊かにし、国語に対する認識を深め国語を尊重する態度を育てる。
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皆さんは 「 言霊 ( ことだま )」 という言葉を知っていますか?
昔の人々は、言葉には不思議な力・霊的な力が宿っていると信じていました。
それが 「 言霊 」 です。
「 正しい日本語 」 「 美しい日本語 」 は、それを耳にする者の心まできれいにしてくれたり、温かくしてくれたりします。 逆に 「 汚い日本語 」 「 下品な日本語 」 は、人の心を不快にしたり傷つけたりします。
もしかしたら、本当に言葉には不思議な力が宿っているのかもしれませんね。
3年間、この別所中で国語を学んできた皆さんの発する言葉に、良い意味での 「 力 」 が宿ってくれていたなら幸いです。
校長 武田幸雄