学校日記

3月4日(金) 本日の授業風景 ・ その4

公開日
2011/03/04
更新日
2011/03/04

校長より

 C組・国語の授業の様子です。 担当は、平野先生です。

 3年間取り組んできた 「 百人一首 」 大会を、班ごとに行っていました。

 教室の中には、平野先生の流ちょうで雅やかな歌詠みの声が流れています。
 … と、一瞬の静寂の後の教室は、札を見つけた 「 あった!」 の声や、机を叩く音、「 取った 」 「 取られた 」 の笑い声に満ちていました。

 中学校における国語の授業の目標は、以下のように定められています。

                 ★ ★ ★ ★ ★

 国語を適切に表現し正確に理解する能力を育成し、伝え合う力を高めるとともに、思考力や想像力を養い言語感覚を豊かにし、国語に対する認識を深め国語を尊重する態度を育てる。
                 ★ ★ ★ ★ ★

 皆さんは 「 言霊 ( ことだま )」 という言葉を知っていますか?
 昔の人々は、言葉には不思議な力・霊的な力が宿っていると信じていました。
 それが 「 言霊 」 です。

 「 正しい日本語 」 「 美しい日本語 」 は、それを耳にする者の心まできれいにしてくれたり、温かくしてくれたりします。 逆に 「 汚い日本語 」 「 下品な日本語 」 は、人の心を不快にしたり傷つけたりします。
 もしかしたら、本当に言葉には不思議な力が宿っているのかもしれませんね。

 3年間、この別所中で国語を学んできた皆さんの発する言葉に、良い意味での 「 力 」 が宿ってくれていたなら幸いです。
                                     校長 武田幸雄