3月4日(金) 本日の授業風景 ・ その3
- 公開日
- 2011/03/04
- 更新日
- 2011/03/04
校長より
B組・理科の授業の様子です。 担当は、中村先生です。
「 紫キャベツの汁で物質の性質を調べる 」 実験に取り組んでいます。
まず、紫キャベツの葉を小さくちぎり、水にひたして加熱します。
次に、そこで出てきた液体を冷やし、別のビーカーに入れ替えます。
そして、そこに酢酸や石けん水、中性洗剤、レモン汁などの液体を加えて色の変化を観察し、物質の性質 ( 酸性・中性・アルカリ性 ) を調べました。
さて、中学校における理科の授業の目標は、以下のように定められています。
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自然の事物・現象に進んでかかわり、目的意識をもって観察、実験などを行い、科学的に探究する能力の基礎と態度を育てるとともに自然の事物・現象についての理解を深め、科学的な見方や考え方を養う。
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「 森羅万象 ( しんらばんしょう )」 という言葉があります。
「 宇宙に存在するあらゆる物事 」 といった意味です。
東の空から昇る太陽 … 太陽の光に映える草木の緑 … その緑がつくり出す目に見えない物質や気体 …
若者の 「 理科離れ 」 が指摘されて久しくなります。
そんな中、別所中で3年間理科を学んだ皆さんは、これからも 「 森羅万象 」 の不思議と、驚異と、可能性と、そして、何よりその 「 偉大さ 」 に、心を動かすことのできる人であってください。
校長 武田幸雄