学校日記

10月19日(火) 本日の授業風景 ・ その3

公開日
2010/10/19
更新日
2010/10/19

校長より

 1年生・美術の授業の様子です。 担当は、田中先生です。

 レタリングの学習で 「 絵文字 」 を描いています。
 ある文字を、その文字のイメージにあったデザインで描きます。

 実際に燃えているように描かれた 「 火 」
 さまざまな植物によって描かれた 「 葉 」
 「 さんずい 」 が、魚の 「 クマノミ 」 になっている 「 海 」
 「 けものへん 」 の右側 = つくりの部分が、ネコの絵になっている 「 猫 」
 
 … みんなそれぞれアイディアを出して、個性的な作品を作り上げています。
 まだ製作途中でしたが、何人かに作品を見せてもらいました。( 写真・上・中 )

 皆さんも国語の授業などで 「 漢字の成り立ち 」 を学習したときに、「 象形文字 」 というのを教えてもらったと思います。
 「 山 」 「 川 」 「 人 」 「 馬 」 「 魚 」 などがありましたね。

 それら象形文字は、もともと物の形から作られていますから、絵文字にもしやすいかと思います。 しかし、街中を歩いていると、時折思わず感心してしまうような絵文字の描かれた看板を目にすることがあります。

 先日も、あるラーメン屋さんの看板に描かれた 「 麺 」 の字の 「 面 」 の部分が、「 どんぶり 」 の絵になっていました。
 また、「 北海道 」 の 「 海 」 の旁 ( つくり ) の部分が、地図で見る北海道の形をした絵文字を見かけたこともあります。

 すべての漢字にそんな工夫が施されていたら、きっと読めない漢字なんて無くなってしまうことでしょうね。
                                     校長 武田幸雄