9月28日(火) 本日の授業風景
- 公開日
- 2010/09/28
- 更新日
- 2010/09/28
校長より
1年生・社会(歴史)の授業の様子です。 担当は、川口先生です。
黒板に 「 足利義政 」 「 銀閣 」 などの文字が書かれていたので、昨日まで修学旅行で訪れていた京都を思い出し、つい教室に入ってしまいました。
「 応仁の乱から戦国時代へ 」 の学習に取り組んでいます。
11年間も続いた戦乱によって京都の町が焼け野原になってしまい、そのあげく明快な決着もつかずに終わった 「 応仁の乱 」 … 。 私が中学生のときにはその年号 ( 1467年 ) を 「 人世 ( ひとよ ) むなしい応仁の乱 」 と覚えたものですが、この戦乱の特徴を見事に押さえた語呂合わせですね。
授業では、このときに西軍の陣のあった場所が 「 西陣 」 という地名となって残り、「 西陣織り 」 という特産品で有名なことも教わりました。
偶然にも昨日、京都で茶園先生と乗ったタクシーの運転手さんも、同じことを教えてくれていたのです。 そのとき私は 「 では、なぜ東軍が陣を張った場所は 『 東陣 』 として残っていないのですか? 」 と質問したのですが、運転手さんもその質問には ??? でした。
そこでインターネットを使って自分で調べたところ、「 応仁の乱の後、西陣と東陣の跡地に分かれて仕事をしていた織物職人たちが、京織物の営業権をめぐって争い、最終的に西陣の跡地で仕事をしていた職人グループが営業権を手に入れたから 」 だそうです。
つい昨日京都で耳にし、調べた話題が、今日の授業で早速出てきたのでビックリしました。
校長 武田幸雄