9月8日(水) 本日の授業風景 ・ その3
- 公開日
- 2010/09/08
- 更新日
- 2010/09/08
校長より
2年生・理科の授業の様子です。 担当は、猪野先生です。
前回の授業で行った 「 電流の性質 」 の実験について、今日は教室で理科ノートを使って考察やまとめを行っていました。
今日の授業で学習した電流の単位 「 A 」 ( アンペア ) と、電圧の単位 「 V 」 ( ボルト ) は、教科書にも載っているように人名が元になっています。
「 A 」 ( アンペア ) は、電磁気学という学問で知られるフランスの物理学者 「 アンペール 」 に、「 V 」 ( ボルト ) は、電池を発明したイタリアの物理学者 「 ボルタ 」 に由来しています。
そういえば授業中、猪野先生が外で激しく降っている雨を見て 「 今日は台風が近づいているから、久しぶりの大雨だねぇ … 」 とおっしゃっていましたよね。
その台風の 「 強さ 」 = 「 気圧 」 を表す単位は 「 hPa 」 ( ヘクトパスカル ) という単位が使われています。
1ヘクトパスカルは、100パスカル ( Pa ) のことなのですが、この 「 Pa 」 ( パスカル ) という単位も元は人名です。
皆さんも知っているかもしれませんが、「 人間は、考える葦(あし)である 」 という有名な言葉を残したフランス人 「 パスカル 」 です。
このように、単位を表す言葉には、それと関連する事柄を発見・発明したりした物理学者や科学者の名前が使われることがあります。 他にもどんな単位があるか、調べてみるのも面白いかもしれませんね。
校長 武田幸雄