6月14日(月) 本日の授業風景
- 公開日
- 2010/06/14
- 更新日
- 2010/06/14
校長より
1年生・道徳の授業の様子です。
中学校の道徳の授業では、生徒の発達段階や特性等を考慮し、道徳の内容との関連を踏まえ、情報モラルに関する指導に留意することになっています。
そのため、今日の授業では 「 メールやインターネットの利用 」 について取り上げていました。
まず全員がオープンスペースに集まり、メールやインターネットを使用するときに陥りやすい事故や事件・トラブルについて解説したDVDを視聴しました。
そのあとは各教室に戻り、携帯電話やメールの弊害について書かれた新聞記事をもとにワークシート作成に取り組んでいます。
私は、基本的にメールは 「 伝言のためのツール 」 として使用しているので、現時点で特に弊害は感じておりません。 しかし、これを 「 コミュニケーション・ツール 」 として使用するようになると、少し勝手が違ってくるのかなと思います。
「 伝言 」 であれば、一方通行もしくは、せいぜい 「 了解しました 」 程度の返信があればすむのですが、コミュニケーションとなるとそうはいきません。 相手に話しかけられて黙っているのが気まずいように、メールをもらったらなるべく早く返さなければ … となってしまうことでしょう。
現在の若者は、( 普段顔をあわせる機会の多い友達同士でさえ ) メールをコミュニケーション・ツールとして使用することが多いようです。
その結果、試験前や夜中でも、メールが来たら返信してしまう …
食事中でも入浴中でも、メールが来ていないかどうか気になる …
自分のメールに対して返信がないと、落ち着かなくなる …
といった弊害も指摘されています。
保護者の皆様もお子さんが 「 ケータイ ( メール ) 依存症 」 になる前に、もう一度使い方のルールについての話し合い・確認をお願いいたします。
校長 武田幸雄