ダンゴ虫の心
- 公開日
- 2015/02/02
- 更新日
- 2015/02/02
校長より
おはようございます。元気でいいですね。
今日はダンゴ虫に心があるかな?という話をします。
みなさん、身近な所にいるダンゴ虫ですが、知っている人もいると思います。そのダンゴ虫に迷路をやらせると規則正しい動きをします。壁に行き当たると右に向きを変えます、次にまた壁に行き当たると左に曲がります、次は右、そして次は左、右、左、右、左と向きを変えるのです。こうしてみるとダンゴ虫は規則的な動きをしているので、ロボットみたいで、心がある様には思えませんね。
次に、こんな実験をしてみます。2匹のダンゴ虫を反対方向に歩かせるのですが、その2匹を糸でつないでしまいます。そうするとお互いに反対方向に歩くと、こう、糸がピンと張って、動けなくなりますね。そうしたらダンゴ虫はどうするでしょうか。・・・1匹がもう1匹の背中に乗ってしまうそうです。面白いですね。
規則的に動いていた場合と違って、こんな風に思いがけない動きをみると、何か少し心の様なものを感じませんか。
実験してみるときは、ダンゴ虫を痛めないように注意してください。糸でつなぐときは、体に結びつけたりしないで、小さく切った絆創膏で背中に貼るといいですね。はがすとき、そっと、丁寧に傷つけないようにしましょう。
平成27年2月2日 児童朝会で、校長の話より