学校日記

「徳不孤、必有鄰」(徳孤あらず、必ず隣有り)

公開日
2013/11/18
更新日
2013/11/18

校長より

 おはようございます。
 先週の金曜日と土曜日に学芸会がありました。素晴らしかった!本当に素敵な学芸会でした。
 君たちが一生懸命取り組んだこと、努力したこと、誠実に真面目に頑張ったことが多くの人に伝わりました。1年生の頑張りが6年生にも伝わりました。6年生の頑張りが5年生、4年生、3年生、2年生、1年生にも伝わったのです。保護者の皆さんも大勢来てくれました。保護者の皆さんにも伝わりました。先生方にも伝わりました。君たちは本当にすごい!
 今日は、このような一生懸命、努力、誠実、真面目、そしてマナーの良さが一人に留まることなく皆に広がっていくということを話したいと思います。
 昔、大昔、孔子という人がこう言いました。「徳孤ならず、必ず隣有り(とくこならず、かならずとなりあり)」
 (漢字を一字ずつ見せながら)
 「徳」道徳の徳ですね。一生懸命、誠実に取り組む姿、マナーが身についた様子ですね。「不」という字です。何々ではないということです。何でないのでしょうか?「孤」孤独の孤ですね。一人ぼっちじゃないということです。真面目なこと、マナーを身につけていること、それは決して一人ぼっちのことじゃない。
 「必」必ず、絶対、ということです。「有」有るというのです。何があるのでしょうか?「隣」(鄰)となりという字です。昔と今ではちょっと字が違うところがあるようです。後で調べてみてくださいね。必ず隣がある、必ず仲間が集まってくる、絶対、多くの人が分かって集まってくるというのです。
 一生懸命、真面目に取り組んでいれば、一人ぼっちじゃない、それは必ず多くの人に分かってもらえる。そして人が集まってくる。ということです。
 「徳、孤ならず、必ず、隣有り」
 終わります。

     平成25年11月18日  児童朝会で、校長の話より