過ちて改めず・・・
- 公開日
- 2013/10/07
- 更新日
- 2013/10/07
校長より
おはようございます。いつも元気な声であいさつありがとう。
今日は、いじめについて話します。いじめをどのように防ぐかという話です。
この中に、いままで他人に意地悪をいったり、他人を冷やかしたり、からかったりしたことがない人はいますか?
そんな人はいないと思います。恥ずかしいですが、私もそのような事があります。
人は、誰でもちょっと意地悪をしてみたくなったり、からかってみたくなることがあります。威張って言えることではありませんが、私もそうです。また、人間関係の中でそれが潤滑油のようになって役に立つことだってあるのです。
いじめになるかどうかは程度の問題なのです。これが、深刻ないじめを防ぐのが難しい理由です。やりすぎたらダメなのです。
相手が傷ついている、嫌がっている、やりすぎている、これに気づいたときすぐにやめること、これが大切です。
二千五百年も昔、孔子という偉い先生がこう言っています。
「あやまちてあらためず、これをあやまちという(過而不改、是謂過矣。)」失敗は誰でもある。だからそれは仕方がない。でも、失敗に気づいたら次に失敗しないようにしなくてはいけない。それができない時、本当の失敗なのです。からかったり、意地悪しちゃったけれど、相手が嫌がっていることが分かったらすぐにやめる。それが大切です。
いいですか、「あやまちてあらためず、これをあやまちという」
平成25年10月7日 児童朝会で、校長の話より