強いものと弱いもの
- 公開日
- 2012/09/10
- 更新日
- 2012/09/10
学校
おはようございます。
夏休みに入る前のことです。街を歩いていると、どこからか「ピー」という音が聞こえました。あれっ!何だろうと思ってまわりを見ました。また、「ピー」という音が聞こえます。よく見るとツバメが空の上の方から急降下してきます。「ピー」と声を出して。そしてくるっと向きを変え、上空に行き、また「ピー」と鳴きながら急降下してきます。何をしているのだろう、そう思って見ていると、分かりました、カラスがいるのです。カラスがツバメの赤ちゃんをねらっているのです。私は思わず「ツバメ頑張れ!」と思ってしまいました。カラスの顔が憎らしく見えました。
大きなもの、強いものが、小さなもの、弱いものを攻撃すると人は小さな弱いものを応援したくなります。大きなもの強いものが憎くなります。
大きなもの強いものは小さなもの弱いものを大事にしてあげなければいけません。
5、6年生はもう少し深く考えてみることもできるかもしれません。カラスも生きているのです。ツバメも生きているのです。ここまでにしておきます。
1、2、3年生いいですか、大きなもの、強いものが、小さなもの、弱いものをいじめたら憎らしく見えてくるのです。
平成24年9月10日 児童朝会で、校長より