12月16日 絹糸取り体験
- 公開日
- 2017/12/26
- 更新日
- 2017/12/26
3年生
大事に育ててきたカイコが繭になり、その繭から絹糸を取るときがやってきました!
まず、お湯につけた繭から、糸の取り出し口を探しました。
これがなかなか大変で、糸取り器(歯ブラシ)を使って端を見つけ、黒いロール紙に巻き付けていきました。
繭によっては、糸がすぐ切れてしまうものや、切れずにずーっとつながっているものもありました。
本来ならば、7個くらいの繭を紡ぎながら巻いていくのですが、今年はカイコの生長があまりよくなかったようで、2人で1つ分ずつしか繭になりませんでした。
その貴重な繭を、2人で仲良く、順番に巻き取っていきました。
5分10分と作業をしていくうちに、絹糸の光沢が見られるようになり、「うわーっ、きれい!」という声がそこかしこから聞こえてきました。
指先でそっと触ってみて「すべすべしてて、気持ちいい!」「高級品だよね!?いくらで売れるかな…?」などという子もいました。
短い時間でしたが、自分たちで育てたカイコから、社会・総合で学習した絹糸が取れることを実感することができたひと時になりました。