120周年マスコットキャラクター『テングットくん』
- 公開日
- 2017/06/19
- 更新日
- 2017/06/19
今日の出来事
6月16日(金)
120周年記念として、全校児童・教職員で、航空写真を撮影しました。その時に校庭に描いたデザインは、本校のシンボルの一つ、『校章』でした。本校の『校章』は、昭和39年(1964年)3月に、本校の第13代の校長 笹野太郎先生が考案され、制定されました。そして、『校章』の由来について、「創立七十周年記念誌」に、次のように書かれています。
中央に力強い「横一」の文字、実り豊かな稲穂が左右からこれを抱き、楢と椚の若葉が、やさしく全体を支えている横一小の校章は地域の歴史と希望を表現している。
楢と椚の若葉は 入学の希望を 稲穂は 卒業の喜びを。
古人は「実るほど頭をたるる稲穂かな」と詠んだ。遠く万葉の昔から、横山の地は楢と椚の丘がはてしなく、幾重にも続き、その丘を越えて行くと耕地が開け、そこにそれぞれの集落を形成し、平和な生活を営む人々が見られた。横山の春は楢と椚の新緑にけむり、夢のように平和で美しかった。秋のたんぼは黄色く楽しかった。横山に生を受けた人は、楢、椚、稲の中に育った。楢と椚と稲は、人の心を人間味豊かに平和なものに育ててくれる母のようなものだと思う。横一の自然は、ブルトーザーの響きに昔ながらの美しさを変えつつある。今後も大きく変わるだろう。どんなにかわろうとも、山のシンボル、楢、椚、稲穂は忘れたくない。
そして、創立120周年活動での子どもたちのシンボルとして、マスコットキャラクターを考えました。このマスコットキャラクターは、図工専科の片山先生が描きました。また、マスコットの名前は、子どもたちから募集し、現、3年生の児童が考えてくれた『テングットくん』と、子どもたちの多数決で決まりました。