国際理解教育(6年)
- 公開日
- 2017/01/25
- 更新日
- 2017/01/25
今日の出来事
1月24日(火)
6年生は総合的な学習の時間に「世界の国へ飛び出そう」という学習を進めています。世界のいろいろな国の文化や歴史、伝統に触れる学習を通して、広い視野をもち,異文化を理解し尊重するとともに,異なる文化をもった人々と共に生きていく資質や能力の育成を図ることをねらいとしています。
今日はその学習の一環として、ブータン写真家の 関 健作先生を講師としてお招きし、「ブータンの子供たちと過ごした3年間」というテーマでお話をしていただきました。関先生が青年海外協力隊としてブータンに赴任し、現地の小学校で体育教師として子供たちやブータンの地域の方々と共に過ごした3年間で感じたことや学んだこと、体験したことを、素晴らしいブータンの景色の写真とともに紹介してくれました。ブータンでは、国民総生産の高さより、国民総幸福の高さの方が大切だと考えていることから、「幸せの国」と言われていることなど子供たちにわかりやすくお話してくださいました。最初は、日本との違いに戸惑い、現地の方とギクシャクしたこともあったとのことでしたが、その文化や民族性の違いを拒否するのではなく、楽しむことができるようになったことで、ブータンという国や、そこに暮らす人たちと本当に仲良くなれたのだそうです。世界にはいろいろな国があり、それぞれが違った文化を持っています。それぞれの文化を尊重し、その違いを楽しみ、大切にしていくことが必要なのだということを教えていただきました。