学校日記

9月30日(水)【第3回/全7回】うぐいす教室は「学んで、教室で試す場所」

公開日
2026/09/30
更新日
2026/09/18

学校長より

― 困り感への対処方法を学び、通常の学級で実践する ―


特別支援教室(うぐいす教室)は、通常の学級で学ぶ子どものための支援の一つです。


例えば、

相手の立場や気持ちを考える力

周囲の状況を見ながら行動する力

友達とのコミュニケーション力

思いどおりにならないと気持ちを切り替える力

我慢する力

その場の状況や社会のルールに合わせて、自分の行動を調整する力


こうした社会性やコミュニケーション、感情のコントロールや自己調整力などを伸ばしたい子どもが利用します。



うぐいす教室を利用する子どもは、通常の学級に在籍しています。


普段は通常の学級で友達と一緒に学びながら、週に1~2時間程度、教室での学習を抜けて、校内にあるうぐいす教室で学びます。


ここで中心となるのは、教科の遅れを補うための学習ではなく、通常の学級で感じている困り感を軽減するための学習です。


例えば、

「相手はどんな気持ちだったのだろう」

「こんなとき、どう伝えればよいだろう」

「イライラしてきたら、どうすればよいだろう」

「思いどおりにならないとき、どう気持ちを切り替えよう」

「困ったとき、どう助けを求めよう」

といったことを学びます。



うぐいす教室だけで上手にできるようになることがゴールではありません。


うぐいす教室で対処方法を学んだら、通常の学級に戻り、実際の友達との関わりや集団生活の中で試してみます。


うまくいくこともあれば、うまくいかないこともあります。


その経験を再びうぐいす教室で振り返ります。


うぐいす教室で学ぶ

↓

通常の学級で試す

↓

うぐいす教室で振り返る

↓

また通常の学級で試す


この繰り返しが大切です。


うぐいす教室は、通常の学級での困り感から離れて過ごすための場所ではありません。


通常の学級で生活していくために、自分の困り感との付き合い方を学ぶ場所です。


「自分は何に困りやすいのか」「そんなとき、どうすればよいのか」を少しずつ理解し、将来、さまざまな人と社会の中で生活するときにも使える力につなげていきます。