学校日記

10月2日(金)【第4回/全7回】特別支援学級・特別支援学校で大切にすること

公開日
2026/10/02
更新日
2026/09/18

学校長より

― その子に合った環境で「できた」を積み重ねる ―


特別支援学級や特別支援学校では、通常の学級とは「負荷」の設定の仕方が少し異なると思います。


同じ課題でも、ある子にはちょうどよい難しさであっても、別の子には大きすぎる負荷になることがあります。


そこで、一人一人の発達や学習の状況に応じて、その子にとって適切な負荷となるよう、学習内容、学習方法、生活環境、人との関わり方などを意図的に整えます。


その子に合った環境の中で、

「できた」

「分かった」

「最後まで取り組めた」

「自分から伝えられた」

という成功体験を積み重ねていきます。


そして、

「自分にもできる」

「自分にはこんなよさがある」

という自己肯定感や自己効力感を育てながら、得意なことや好きなこと、その子がもっているよさを伸ばしていきます。


通常の学級では、発達段階に応じた負荷を経験しながら、それに対応する力を育てることを大切にします。


一方、特別支援学級・特別支援学校では、個に応じた負荷となるよう学習・生活環境を意図的に整え、その中で成功体験を積み重ねることをより大切にします。


どちらが「厳しい」「優しい」という違いではありません。


また、「できる・できない」だけで単純に分けるものでもありません。


その子が将来、自分らしく社会とつながっていくためには、どのような環境で、どのような経験を積み重ねることが必要なのか。


その視点から、その子に合った教育環境を考えていきます。