学校日記

8月27日(木)安心して、自分で決め、挑戦し、自分の成長を実感すること

公開日
2026/08/27
更新日
2026/08/18

学校長より

長い夏休みが終わり、2学期が始まりました。子どもたちが学校に戻り、静かだった校舎が再び「学校」として動き始めました。教職員一同、子どもたちを迎えられた嬉しさとともに、改めてその責任に身の引き締まる思いです。


1学期の終わりに、保護者の皆様、教職員、そして子どもたちに学校評価アンケートを行いました。多くの項目で学校の取組を肯定的に評価していただきました。一方、三者の回答を並べてみると、これからの学校づくりを考える上で大切なことも見えてきました。


例えば、「苦手なところも含めて自分自身のことが好き」という内容について、肯定的な回答は、保護者88.1%、教職員94.4%に対して、子ども自身は61.4%でした。また、「自分のすることを自分で決めることができる」は、保護者66.5%、教職員77.8%、子ども68.0%でした。 


この数字だけで理由を決めつけることはできませんが、私たち大人が「子どもを大切にしている」「子どもの力を伸ばしている」と考えていることと、子ども自身が「自分はこれでいい」「自分で決められている」と感じることは、必ずしも同じではないことを私たちに問いかけているように思います。


また、保護者の皆様の90.1%が「子どもは楽しく学校に通っている」と回答してくださった一方、子ども自身の「学校は楽しい」という回答は74.5%でした。質問の仕方が異なるため単純な比較はできませんが、私たち大人から見える子どもの姿だけでなく、子どもの内側にある思いにも、これまで以上に目を向けていく必要があると感じています。


そこで2学期は、「学校が何をしたか」だけでなく、「それが子どもにどう届いたか」を、これまで以上に大切にしながら教育活動をすすめ、HP等での情報発信を行ってまいります。


そのための一つの鍵が、子ども自身が「選ぶ・決める・やってみる・振り返る」経験です。授業でも、係活動でも、行事でも、大人がすべてを決めて子どもを動かすのではなく、年齢や発達に応じて、自分で考え、選択する場面を増やしていきます。そして、うまくいった時だけでなく、思うようにいかなかった時にも、「では、次はどうする?」と一緒に考えていきたいと思います。


2学期には、運動会をはじめ、多くの学習や行事があります。結果だけを評価するのではなく、「自分で決めた」「やってみた」「前よりできるようになった」という小さな実感を、一つ一つ積み重ねる学期にしていきます。


「子どもが安心して、自分で決め、挑戦し、自分の成長を実感できること」

山田小学校の教育活動が目指すところは、ここにあります。


1学期の学校評価を「評価」で終わらせず、子どもたちの毎日の姿をよりよくするための材料として、今後の教育活動につなげてまいります。保護者並びに地域の皆様、2学期も変わらぬご理解とご支援をよろしくお願いいたします。


※保護者評価の結果や自由意見への考察、学校からの回答については、9月中旬頃に改めてお伝えいたします。