H.25.9.2 2学期始業式から その2H.25.9.2 2学期始業式から その1H.25.9.2 第2学期 始業式講話
2学期始業式講話
今日の始業式は、2つのお話をします。 まず一つ目のお話です。435人、一人一人にそれぞれの夏休みがあったと思います。今のところ校長先生の耳には、みなさんの大きな事故や事件の話は入ってきていません。校長先生が1学期の終業式に話した5つの安全の約束は、「みなさん守れたのかな」と思っています。5つの安全覚えていますか。 1 交通安全 2 火事から身を守ること 3 地震から身を守ること 4 風水害から身を守ること 5 犯罪に巻き込まれないこと の5つです。 とても大切なことです。今日から2学期も5つの安全に気をつけて生活していってください。 2つ目のお話です。 今年の夏休みは、大きなスポーツのイベントがたくさんありました。世界水泳、世界陸上、そして甲子園の高校野球大会、たくさんのスポーツ選手の活躍を見ることができましたね。 校長先生が一番印象深く、すごいなと思ったのは、イチロー選手の4000本安打です。イチロー選手は、プロ野球選手として22年目に世界で今まで2人しか達成していない4000本安打という記録を打ち立てたのです。 試合後のインタビューでイチロー選手は、「4000本のヒットを打つのに、8000回以上悔しい思いをして、常にそれと向き合ってきた。そのことは事実なので誇れる。」と言っています。・・・つまり8000回ヒットを打てずに悔しい思いをして、8000回ヒットを打つために練習したり考えたりして努力したことは、自分自身誇れるということです。 イチロー選手のような世界一の選手でも、1回成功するために、2回は失敗しているのです。イチロー選手から校長先生は、何度失敗しても努力して成功させることの大切さを学びました。そして、4000本のヒット以上に8000回の悔しさに負けずに努力を重ねたことを尊敬します。 さらに、プロ野球の有名な選手や監督が口をそろえて、イチロー選手のすごいところは、22年間大きなけがをせずに試合に出場できたところだと言っています。イチロー選手は、試合にベストな状態でのぞめるように、自分の体調(体や心の調子)を整えるためにいつも注意を払っているからだと言われています。普通の選手は、けがをしてから治す人がほとんどですが、イチロー選手は、「けがをしないように普段から心と体に注意していくことが大切です。けがをしてからでは遅いのです。」と言っています。校長先生は、22年間毎日続けて、自分の健康管理にも努力したことも素晴らしいと思いました。 22年間多くの悔しさに負けずに練習し、自分の健康・コンディションに注意を払い続けたイチロー選手の努力に感動しました。校長先生も、先生方も、みなさんも一緒に見習っていきましょう。 最後に、夏休みですっかり一日の生活のリズムが乱れてしまったという人がいると思います。みなさんにも自分の健康・コンディションをしっかり整えてほしいと思います。家庭学習・生活習慣定着キャンペーンもあります。お家の人と一緒に家でのお勉強や生活のリズムを整えてください。 |