いのちの大切さを共に考える日の取組より(校長講話)1

6月7日(月)〜朝会の校長講話より〜
みなさん おはようございます。
4月の児童朝会で、「横一の子は、こんな子に育ってほしい」というお話をしたことを覚えていますか?今日はその4つの目指す子供の姿から、「よ・こ・い・ち」の「い」「命を大切にする子」のお話をします。
「いのちのバトン〜九十七歳の僕から君たちへ」という本を知っていますか?この本は、聖路加国際病院名誉院長であった日野原重明さんが書いた本で、命をテーマにした詩がつづられています。日野原先生は、亡くなるまでにたくさんの小学校で「命の授業」を行ってきました。その中で、命についてこのように語っています。
「『いのち』って何だと思いますか?」と問いかけると、たいがいの子供たちは自分の心臓に手を当てるといいます。しかし、日野原先生は、「心臓は『いのち』ではありません。心臓は単なるポンプです。では、『いのち』とは何か。それは、私たちがもっている時間の証なのです。」と答えるそうです。そして、「人を傷つけたり、命を奪ったりすることがいけないのは、その人の時間を奪うこと、あれもこれもできたはずの時間を奪うことなのです。その人に与えられていたはずの時間が無くなってしまうことが悲しいのです。」と、いろいろな場所でお話されてきました。
また、「『時間を無駄にする』というのは、言い換えれば『いのちを無駄にしている』ということにもなります。そして、その時間(=いのち)を、自分のためだけでなく人のためにどれだけ使えたか、『人を思いやる』ということは、自分の時間をどれだけ人のために使えたかということです。」とも語っています。


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