サッカー教室(6年)
12月18日(金)
今日は、ヴェルディーサッカースクールの2名のコーチによる サッカー教室がありました。 どんな練習をするのかわくわくしていた子供たちでした。 最初は、ハイタッチ。友達同士でハイタッチをしていきます。 男子同士、女子同士だと1点。男子と女子だと、何と100点!! それも、同じ子とは1回だけだけしかタッチできません。 「1000点取ったらコーチの所へ戻ってくる。はい、初め」 これだけの指示で子供たちはとにかく、友達を見つけて ハイタッチしていきます。 しかし、同じ子と1回しかタッチできないし、 1000点取れない子たちが出てきてしまいます。 困って立っている子たちをみて、また一言。 「困っている人がいます。どうする? 同じ子と2回タッチしてもいいルールにします。」 1000点をクリアして集合していた子供たちが 一斉に動き始め、友達のためにタッチしに駆け寄る姿がありました。 無事、全員が1000点取って集合できました。 次は、仲間作り・・・?手をたたいた数の人数で集まるという指示なのですが、 どうしても指示された人数にならないグループができてしまいます。 3人グループの指示で、4人のグループを作った子供たちに 「それでいい?」との問いかけ。 「3人になると、1人余っちゃうから・・・」と自信なさそうに答えると、 「自分たちがよいと思った判断だから、それもいいんだよ。人数の指示より、 友達を思う気持ちを優先させる。思いやりの気持ちを大切にしているんですね。」 と、コーチが励まします。 「今日は、自分が良いと思ったことを自分で判断して行動していいんだよ。」 この指示だけで、子供たちの行動がみるみる変わっていきました。 いよいよサッカーゲームです。 始める前に、ここでもルールが告げられます。 「手をつないでサッカーをします。ボールは複数あります。 チームで得点したら、みんなで喜びます。」 最初のゲームでは、何点かずつゴールに入り、入れた子供たちは 大喜びしていましたが、コーチからの一言。 「赤組0点。白組0点。」 すると、子供たちから、 「みんなで、協力できなかったからだ・・・」との声。 もう一度、作戦会議。 次のゲームは、自分のことだけでなく、自分たちのチームの子の 動きもしっかり見て、ゴールが入ると、一緒に喜びを分かち合います。 それを見て、コーチもにっこり。 仲間に入れず困っている子は一人もいません。 最後に、感想を発表します。 「最初はサッカーが苦手だから、いやだなと思っていたけど、 ボールを使っていろいろなゲームができたから、楽しかった。」 「男女で協力するということの楽しさを感じることができました。」 サッカーの得意な子はもちろん、苦手な子にとっても 満足感や達成感を得ることができた1時間になりました。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |