数学の放課後学習第7回(7/13金)の報告
- 公開日
- 2018/07/14
- 更新日
- 2018/07/14
放課後学習
今回は、参加者が16名、他にプリントのみを取りに来た人が6名でした。
今回の参加者の中心は中3生で、2時間中、熱心な質問が続きました。
中3生の要望は、
*因数分解の方法のうち、平方根の意味に基づいて解く方法を多くの問題を解きながら身につけてしまいたい。
*二次方程式の利用で、「座標平面上の2本の直線と三角形の面積の問題(2015東京都)」の問題を教えてほしい。
*二次方程式の利用で「正方形上の2つの動点と三角形の面積の問題(2017日本大学桜ヶ丘)の問題を教えてほしい。
などでした。
中2生の要望は、連立方程式の利用で、「時間・速さ・道のりの問題」を基礎から教えてほしいというものでした。
授業でも感じますが、いわゆる、「みはじ」(道のり・速さ・時間)あるいは「きはじ(距離・速さ・時間)」の関係がすらすら出て来るレベルまでいっていない人が多い気がします。易しい問題を多く解いて、十分に定着させておく必要があると思います。
中1生の要望は、「等しい関係を表す式」を教えてほしいというものでした。
特に「ある中学校の今年の生徒数はX人で、昨年より12人増えた。増えた生徒数は、昨年のY%だった。数量の関係を等式に表しなさい。」という問題が難しかったようです。
線分図を書いて、今年や昨年の生徒数、12人という数をそこに表し、その割合を考えていくのですが、具体的な数字ならできるのに文字になったらわからなくなるという人が多かったです。
保護者会で御願いしましたが、1年生については夏休み中に、この割合や、分数、小数、単位など、小学校での既習範囲について理解を徹底しておき、中学内容が新しく加わったところだけを理解すれば授業がわかるようにしておいてほしいです。
次回は夏休み明けの9月7日(金)16:00〜18:00、数学教室で実施します。夏休み中に生じた疑問も多いと思います。遠慮無く利用して下さい。