学校日記

SANSU WARS エピソード6:宇宙港のわな

公開日
2015/12/16
更新日
2015/12/16

学校行事など

 ルーパは宇宙船のパイロットからの問題を解けなかったが、パタワンは簡単に解いた。さすがサーンスのパワーがある人はちがう。
 パイロットは、どうもおたずね者らしい。名前を、サン・ソロという。助手は、コーンパッカだ。
 一行は、宇宙船ミナレナイ・ファルコン号にのりこんだ。おせじにも最新型とは言えないものだ。ルーパは言った。「こんな船じゃ惑星スージーまで何日もかかるんじゃないの?」
 ところが、ソロは、ふふんとはなで笑った。「見かけはパッとしないが、性能はばつぐんだ。おれの頭のようにな。らくらく光速をこえるさ」
 一行が安心して出発しようとしたところに、帝国軍の兵士パズ・トルーパーがやってきた。「現在宇宙港はへいさされている。出発したければ、この問題を解け」それは、ルーパが見たこともない問題だった。「これじゃヒントが少なすぎる」しかし、サーンスのパワーがある人はちがう。パタワンは簡単に解いた。「さあ、出発だ」
 しかし、トルーパーたちがまわりを取り囲んだ。「この問題が解けるとは、おまえら、反乱軍だな。レイダ姫の情報を持っているだろう。わたしてもらおう」
 これはレイダ姫からの情報をさがす、帝国軍のわなだったのだ。
サーンスがともにあらんことを…