【さんだのひろば】データを読み取る
- 公開日
- 2022/05/11
- 更新日
- 2022/05/11
校長室より
5年生の社会、国土の学習です。
白川郷と東京都心、2か所の「雨温図」を比べて、気候が地形に関係していることを捉えていきますが、実はかなり難しい学習です。
1:「日本海側にある白川郷は、季節風と山地の影響を受けるため、冬に降水量(雪)が多い」というようなことを考えるのですが、これに至るためには…、
2:まず、「各月の降水量、気温」を読み取り、「冬は気温が低く、降水量(雪)が多い」という傾向をつかむ。
3:他の資料から「日本海側からの湿った空気が中央高地(山地)にぶつかると、雪や雨を降らせ、太平洋側には渇いた空気が流れ込む」ということを理解する。
4:2と3から1を導き出す…。
教科書のマニュアルによると、大体30分くらいの想定のようですが、実際は、45分かけても3までいけるかどうかです。
担任の先生は、慌てずに、ていねいに対話しながら2の指導をしていました。