学校日記

4年生が有明清掃工場で資源学習

公開日
2011/11/21
更新日
2011/11/21

校長より

 11月18日、4年生の社会科見学がありました。目的地は、江東区有明清掃工場です。東京23区のゴミを中間処理するための共同施設です。八王子市民の出すゴミは、八王子市戸吹不燃物処理センターや北野清掃工場で、資源ゴミやその他のゴミに分別、処理されています。不燃物処理の状況は、磁性物、アルミは中間処理業者に渡され、磁性物は鉄類と残渣に選別された後、鉄類は、鉄筋などにリサイクルされたり、原料として主に韓国、台湾、中国、東南アジア等に輸出され、残渣は埋立処分されます。アルミは、プレス加工された後、リサイクルされます。可燃物は焼却され、焼却灰は二ッ塚最終処分場に埋め立て処分(平成18年度からはエコセメント化)されます。不燃物・プラスチックも二ッ塚最終処分場に埋め立て処分されています。二ッ塚最終処分場や今回、見学した有明の埋め立て処分場も埋め立ての限界が近づいてきています。有明清掃工場の職員の方のお話によると、このまま、焼却灰や様々な不燃ゴミの埋め立てをつづけていくと、50年後には、いっぱいになり限界となるそうです。私たちがいかにゴミを少なくするか、ゴミを出さないかの工夫次第ということです。改めて、3R(リデュース・リユース・リサイクル)の大切さを学んできました。
 午後には、ガスの科学館「がすてなーに」を見学してきました。ガスの性質についてやガスのりようについて学習をしてきました。