家事は時給いくら?
- 公開日
- 2017/11/06
- 更新日
- 2017/11/06
校長より
3年生の道徳の時間。
文部科学省の「わたしたちの道徳」に載っている「ブラッドレーのせいきゅう書」というお話を聞いて、考えを深めています。
お話のあらすじは、次のとおりです。
・ブラッドレーは、朝食の時、母親のお皿の横に次のような紙を置いた。
・「お使いちん 1ドル おそうじした代 2ドル 音楽のおけいこに行ったごほうび 1ドル 合計4ドル」
・母親はにっこり笑って、何も言わなかった。
・次の日、母親は、ブラッドレーのお皿の横に、4ドルのお金と次のような紙を置いた。
・「親切にしてあげた代 0ドル 病気をしたときのかん病代 0ドル 服や靴やおもちゃ代 0ドル 食事代と部屋代 0ドル 合計0ドル」
・これを見たブラッドレーは目に涙を浮かべ、次のように母親に言った。
・「お母さん、このお金は返します。そして、お母さんのために、ぼくにも何かさせてください。」
3年生は、ブラッドレーと同じように、おうちの方から、何の見返りもなく世話をしてもらっていること、そして、それが当たり前のように感じていしまっていることに気付きます。
親の「無償の愛」に気付いたのです。
「家に帰ったら、おうちの人にしてあげたいこと」として、次のようなことを書いています。
○おふろそうじやトイレそうじをしたり、せんたくものをたたんだりするなど、お手伝いをすすんでする。
○月に2回「お母さんの日」を作り、家の手伝いをして、休んでもらう。
○「ちくちく言葉」を言わない。
○感謝の手紙を書いて、お礼を言う。
中には、このようなことを書いている子も。
○いつもとなりに一緒にいてあげる。
3年生の保護者のみなさん、子供たちが帰宅しましたら、今日の道徳のことを聞いてみてください。
きっと家事を率先して手伝ってくれると思いますよ。 【校長】