鬼のようなお母さんに・・・
- 公開日
- 2017/11/01
- 更新日
- 2017/11/01
校長より
5年生の道徳の時間です。
テーマは「家族」。
はじめに「家族にイライラすること」がないか考えます。
「テストの点が悪いと怒られる!」
「テレビに夢中で、話を真剣に聞いてくれない!」
「子供に『やるな』と言ったことを親がしている!」
など、5年生なりの不満が爆発です。
担任が「小学生のボクは、鬼のようなお母さんにナスビを売らされました。」
の絵本を読み聞かせしました。
鬼のような形相で、「ボク」にナスビを売るように話していた母親は、実は白血病で、我が子に「生きる方法」を身に付けさせるために心を鬼にして厳しくしていたという実話です。
その上で、「家族がいてよかった」と感じる時を考えます。
「抱きしめてくれる時」
「自分が大きくなった時のことを考えていろいろ言ってくれる時」
「そうじ、ご飯の作り方など、必要なことを教えてくれる時」
など、家族のありがたさを子供たちはまとめています。
今週は「ふわふわ言葉」をたくさん使おうという話をしています。
おうちで、日ごろお世話になっている感謝を「ふわふわ言葉」で伝えられるでしょうか。
担任によると、「今日の授業は『家族』について考えます。」と言ったところ、5年生は、
「わかった!『なかきた家族』のことでしょ?」
との反応だったとのこと。
さすが5年生、学校のことをよく分かっています。【校長】